VIVA!SACD

VIVA!SACD

It's time that you took your music to the next level.

SACD普及大臣からの所信表明??

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まだまだ駆け出しですが、これまでロック、ジャズ、クラシック、イージーリスニングなどジャンルを広げて聴いてきました

とりあえずここまででのSACDの感想と今後の普及への考えを述べたいと思います

まず、普及にそこそこ成功しているクラシック

これはCD開発にあたりクラシックが基準になったのもあり、LPからCDへの移行が比較的スムーズだった事が考えられます。それにオーディオマニアなど音質に拘る方やレーベルの多くはクラシックを嗜好しており、プレイヤー普及も他ジャンルに比べスムーズだった事

当然ニーズがあればソフトも増える、ソフトも増えればユーザーも増える。あたかもコンサートホールに居るかの様な臨場感が得られるSACDの特性にもニーズと合致したのが大きいでしょう

一方のジャズですが、このジャンルはLPからCDへの移行が一番手間取ったのではないでしょうか

クリアな音質よりも味が重要な感じですし、CDではどうも薄っぺらく、私もCDでのジャズはピンとこず、SACDでようやくジャズに踏み込めた感じです。
それにLPの「わずらわしさ」がまたジャズの雰囲気にぴったりだという事もあるでしょう。現在でも一番アナログユーザーが多いジャンルだと思います。
ジャズは元の録音の良さもあり、SACDでも非常に素晴らしい音質です。普及の妨げはSACDの「解り辛さ」でしょうか
こだわりも一番強いジャンルですので、アナログ信仰の壁は高いです。目指すべくはLPとSACDの共有でしょう。アナログのわずらわしさの無い手軽さがSACDにはありますし、同じ値段をかけるならば実はアナログよりデジタルの方が高音質ですし
LPはバーや喫茶で堪能していただき、自宅はSACD
が理想でしょうか


さてロックですが

元が「音質」に重点を置いてないですし、そのニーズも薄い。
若年層が多いのでプレイヤーを買い換える必要のあるSACDは高値の華。いや、そもそも眼中になかったと言えるでしょうか・・
SACDでもけしてHi Faiな音ではありません。が、私はロックにクラシックやジャズの様な「高音質」を求めているのではなく、ロックの持つ迫力、エンターテイメント性
SACDは見事にそれを表現してます。私のロックレヴューはそこを基本にしています
それにロック、とくにハードロックやヘヴィメタルプログレは音数が多いこともあり、CDではどうしても音が潰れたり埋没する。低音の迫力も欠けます。
SACDがロック層にも広がり、録音現場から改善される事を望んでいます


録音方式に関しては

DSDの臨場感は凄いです。それこそ生な感じです。アナログでは、アナログを丸々収める事が出来るSACDでは見事に表現出来ていると思います。これだけ安価(特に私のプレイヤーは)でこれだけ高音質が楽しめるのは嬉しい限りです
評価が分かれるのはPCMデジタル録音ですね。これは元々の録音が悪ければどうにもならない
特に2000年以降のJ-POPはSACDにする意味が問われます。
しかしながら、優秀な録音盤はSACDでそれは開花しています。必ずしもDSDやアナログ録音でなければSACDの意味がない、というわけではない。
最悪と言っていい邦楽録音現場ですが、話題の高音質プロジェクト、藤田恵美の新作「家族の食卓」はあえてデジタル録音で高音質に、温かみのある音へ挑戦したそうです。聴いてみたいです
こういう試みが評価され、実を結び、日本の音楽業界が健全化に向かってほしいです
技術大国、職人大国であるはずの日本が海外優良レーベルに足元にも及ばない現実は、経験不足と意識の差。SACDはエンジニアを育てる上でも非常に重要だと考えます
SHM-CDなど「小手先」より「根っこ」をきちんとしていかねば!
SHM-CDは日本の「高音質への諦め」でしかないと私は考えています
メーカーから仕事をもらう立場であり、大手のユニバーサルに逆らっては生活できないがゆえに批判も出来ない評論家は当てになりませんので、営利目的でないあくまで「音楽が好き」な私は訴えていきたい

同じく「音楽が好き」な方に賛同頂けたら幸いです。供給される物に喜んで飛びつくだけの「羊の民」だけが日本国民ではない、と戦う所存であります


これまでSACDを聴いてきて

まだSACDのポテンシャルをフルに生かしきっている!とは思えません。それはこの先まだまだ「高音質」になるという事

ますますの発展には普及しかない

このブログが少しでも皆様のきっかけになれば幸いです