世界で認められる高い技術と音楽性が光る初ソロアルバム。
加藤洋之は1990年ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞を果たし、国内外で数多くのオーケストラとの共演やリサイタルにおいて非常に高い評価を得ています。室内楽奏者としても著名な演奏家から厚い信頼を寄せられるピアニストが、満を持してソロアルバムを収録しました。加藤自身のアイディアによるワーグナーを中心としたプログラムでは、「CD全体を通してワーグナーが目指した世界を自分なりに実現してみたいという欲求から生まれた試み」と語る、現実世界から一気に聴く者を引き込む「時間と空間」を体験できることでしょう。ベーゼンドルファーとスタインウェイの音色の違いもお楽しみいただける高音質録音も聴き所のひとつです。オクタヴィア・レコード
曲目】
●ワーグナー:黒鳥館への到着 WWV95
●ベルク:ソナタ 作品1
●ワーグナー/リスト編:楽劇「パルジファル」より「聖杯への荘厳な行進曲」
●シェーンベルク:6つの小さなピアノ曲 作品19
●ワーグナー/リスト編:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「愛の死」
●ウェーベルン:ピアノのための変奏曲 作品27
●ワーグナー:エレジー WWV93
●リスト:暗い雲 S199/R78
◇リスト:ソナタ ロ短調 S178/R21
●リスト:リヒャルト・ワーグナーの墓に S202/R85【演奏】
加藤 洋之 (ピアノ)【録音】
● ベーゼンドルファー model.275 / 2016年11月8-9日 神奈川県立相模湖交流センターにて収録
◇ スタインウェイ D-274 / 2017年10月5日 埼玉・富士見市民文化会館キラリふじみにて収録
畢宝儀によるEXTON第1弾アルバム!
珠玉のドイツ歌曲を巡る旅路。中国を中心に世界各地で活動する畢宝儀は、ソリストとしての実力はもちろんのこと、音楽監督や指導者としても高い地位を築くメゾ・ソプラノ歌手として、その名が知られています。ピアニストの北村香織は、中国で活動を共にし、歌曲への深い理解と、研ぎ澄まされた表現力を持つ名伴奏者です。ドイツ・リートの名曲をめぐる「巡礼の旅」のように、共演を続けてきた2人が長年温めてきた楽曲を収めました。演奏技術の高さには圧倒されるものがあり、表情豊かに次々と変わる声音が、眼前に楽曲の世界を広げてくれます。【歌詞対訳付き】オクタヴィア・レコード
【曲目】
モーツァルト:
すみれ K.476
ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき K.520
クローエに K.524
ラウラに寄す夕べの想い K.523
春へのあこがれ K.596
満足 K.349
魔法使い K.472
ブラームス:ジプシーの歌
マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」より
むだな骨折り
夏の歌い手交替
高い知性への賛美
浮世の暮らし
わかれ
原光【演奏】
畢 宝儀 (メゾ・ソプラノ)
北村 香織 (ピアノ)【録音】
2019年1月28-29日
埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ)にて収録