SACDハイブリッド盤。名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の自主レーベルRCO LIVEの好評シリーズ、同時代音楽を取り上げる"ホライズン"からのライセンス盤で現代屈指のトロンボーン奏者、ヨルゲン・ファン・ライエンが現代トロンボーン協奏曲3篇を披露しております。
スコットランド出身の作曲家、ジェイムズ・マクミランのトロンボーン協奏曲は、ヨルゲン・ファン・ライエンがマクミランにトロンボーンのための協奏曲を書いてほしいとお願いしたところ、元々トロンボーンという楽器に夢中だったマクミランは断ることなく作曲したといいます。5つのオーケストラの共同委嘱作品として書かれ2017年4月にコンセルトヘボウで初演され好評となった作品です。
テオ・ファーベイはベルクのピアノ・ソナタをオーケストラ編曲するなどでも有名な作曲家。2007年作曲の「リート」ではファーベイの個性が発揮された意欲作です。そして、20世紀イタリアを代表する作曲家、ルチアーノ・ベリオの晩年の「ソロ」は1999年作曲の作品。ここでは翌2000年の改編版で演奏されました。
ロッテルダム音楽院にてジョージ・ヴィーゲルに、リヨン国立高等音楽院にてミシェル・ベッケにそれぞれ師事したヨルゲン・ファン・ライエンは、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を経て、1997年よりロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者を務める世界トップクラスのトロンボーン奏者。ソロ活動やマスタークラスも積極的で日本での公演でも高い評価を得ております。
キングインターナショナル【曲目】
(1)ジェイムズ・マクミラン(1959-):トロンボーン協奏曲(2016)
(2)テオ・ファーベイ(1959-):「リート」~トロンボーンとオーケストラのための(2007)
(3)ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):「ソロ」~トロンボーンとオーケストラのための(1999/2000改編)【演奏】
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン;Courtois 420 Legend)、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、
(1)イヴァン・フィッシャー(指揮)、
(2)マルクス・シュテンツ(指揮)、
(3)エト・スパンヤールト(指揮)【録音】
ライヴ録音:(1) 2017年4月20、21&23日、(2) 2007年9月18&19日、(3) 2014年12月16&17日/コンセルトヘボウ(アムステルダム)
ヨルゲン・ファン・ライエンSACD HYBRID:タワーレコード
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