[Disc 1]
ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
パルティータ第1 番 ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番 イ短調 BWV1003

[Disc 2]
パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006

ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
セッション録音:2003年4月/ショッテン修道院(ウィーン)

SACDハイブリッド盤。ライナー・キュッヒルが名器ストラディバリウス《シャコンヌ》で演奏したバッハの『無伴奏』。長らく再リリースが待たれていましたが、いよいよSACDハイブリッド盤で蘇ります。
★2016年、長い間務めたウィーン・フィルコンサートマスターを定年退職したキュッヒルは、ソロ活動や教育活動など、幅広い分野で活躍を続けています。とりわけ、NHK交響楽団のゲスト・コンサートマスターとしての活動は、ウィーン・フィル時代の勇姿を見る思いで、私たちを大いに楽しませてくれています。本作品は、キュッヒルが52歳という壮年期にウィーンのショッテン修道院においてセッション録音されたもので、バッハへの熱い思いが込められた演奏が展開されます。
★2017年、タワーレコードとアールレゾナンスの提携企画によるアナログレコード(300セット限定)を制作した際にキング関口台スタジオで作成したアナログマスターを使用し、2019年最新マスタリングを経てDSD化しました。従来CDの豊かで骨太な中低域と輝く高音域に加え、より柔らかくしなやかな音色が再現され、キュッヒルによるバッハ演奏の本質を見事に描き出します。