2019年はハンガリーとの外交関係開設150周年、外交関係再開60周年。
9月15日から25日までの日程で秋篠宮佳子さまのオーストリア、ハンガリー訪問も予定されています。
ハンガリーの外交関係は、「オーストリア・ハンガリー二重帝国」時代の1869年に開設されたことに始まります。第一次世界大戦後には、ハンガリー王国として1921年に外交関係が樹立されました。第二次世界大戦後は、1959年8月に外交関係を再開し、1960年に相互に公使館を開設、1964年には相互に大使館に昇格しました。(大使館HPより)
ハンガリーは日本や中国・韓国と同じく、姓名の順。姓が先、名前が後です。
温泉大国でもあるらしく、日本と同じで親しみが湧き(温泉だけに)ます。
また、蒙古斑のあるハンガリー人もいるとか。モンゴル帝国の影響でしょうかね、民俗学的にも興味深い国です。
さて、ハンガリーと言えば
バルトーク・べーラ、コダーイ・ゾルターン、そしてフランツ・リスト(ハンガリー読みではリスト・フェレンツ)ら錚々たる作曲家を筆頭にリゲティ・ジェルジュ(ジェルジュ・リゲティ)、ルーマニア生まれのハンガリー人クルターグ・ジェルジュ(ジェルジュ・クルターグ)らも。
指揮者ではジョージ・セル(セーッル・ジェルジ)、ユージン・オーマンディ(オルマーンディ・イェネー)、ゲオルク・ショルティ(ショルティ・ジェルジ)、フリッツ・ライナー(レイネル・フリジェシュ)、フェレンツ・フリッチャイ(フリチャイ・フェレンツ)、イシュトヴァン・ケルテス(ケルテース・イシュトヴァーン)、アンタル・ドラティ(ドラーティ・アンタル)、イヴァン・フィッシャー(フィッシェル・イヴァーン)等々綺羅、星の如く
ジョルジュ・シフラ(シフラ・ジョルジュ)ゾルターン・コチシュ、アンドラーシュ・シフ(シフ・アンドラーシュ)ヤーノシュ・シュタルケル(シュタルケル・ヤーノシュ)・・こんなにいるのか!というくらい大勢の名演奏家がズラリ。ヴァイオリン怪人ことロビー・ラカトシュもハンガリー出身ですね(多々漏れてると思いますが、SACDリリースのある方中心ですのでご容赦下さい・・)
ハンガリーのレーベルと言えばHungaroton(フンガロトン)。ハンガリーの威信を掛けたバルトーク・シリーズは私の大のお気に入り
HungarotonレーベルSACD HYBRID:タワーレコード
現在も第一線で活躍するのはイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管弦楽団
イヴァン・フィッシャーSACD HYBRID:タワーレコード
その兄アダム・フィッシャーも
時代に翻弄され、現在では知名度が低いカール・ゴルトマルク
ウイーンのレーベルGramolaからのトーマス・アルベルトゥス・イルンベルガーによる演奏が大変評価が高い。Spotifyリンクです↓
日本とハンガリーの縁と言えば、「皇紀2600年奉祝曲」を日本からの委嘱で作曲した
シャーンドル・ヴェレシュ
そして、ハンガリーと日本のハーフ、金子三勇士
また新作をSACDで聴きたい
以下各アーティストのリンクですが、Amazonはどうしても関係無いもの、SACDでは無いものも混ざってしまいますのでご理解とご注意を
その他にもブラームスの「ハンガリー舞曲」などハンガリー由来の曲もありますので、
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