SACDハイブリッド盤。麗しのヴァイオリニスト五明カレンが銘器ストラディヴァリウス「オーロラ」を用いて演奏したヴァイオリンとギターのための作品集をリリースします。五明カレンは1982年東京生まれで2歳の時にモントリオールに移住、5歳でヴァイオリンをはじめ、わずか9歳でカナダ音楽コンクール第1位受賞した才華。その後名教師ドロシー・ディレイに師事しジュリアード音楽院で学び研鑽を積みました。現在アメリカを拠点にソリストとしてヨーロッパでも高い評価を受けております。
2013年11月にNHKスペシャル『至高のバイオリン ストラディバリウスの謎』でイタリアのクレモナを訪れヴァイオリンの史上最高の名器ストラディヴァリウスの秘密に迫るドキュメンタリーに出演し、愛器「オーロラ」の音色を名曲に乗せて披露したことでその名が知られております。当番組内で"楽器自体に独特の声を持っている"とその魅力を語る五明カレンが美しい音色を聴かせてくれます。
共演のイスモ・エスケリンはティモ・コルホネン門下で現在フィンランドを代表するギタリスト。ALBAレーベルより数多くのディスクをリリースしている名手です。
キングインターナショナル【曲目】
(1)ヴィヴァルディ(1678-1741):ソナタ第2番 イ長調 RV.31~12のヴァイオリン・ソナタ集 Op.2より
(2)ロカテッリ(1695-1764):ソナタ第12番 ニ短調~12の室内ソナタ Op.6より
(3)パガニーニ(1782-1840):ソナタ第1番~チェントーネ・ディ・ソナタ Op.64 MS.112より
(4)パガニーニ:ソナタ第1番~ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ Op.2 MS.26より
(5)パガニーニ:ブラヴーラ変奏曲
(6)コレッリ(1653-1713):ソナタ第12番 ニ短調「ラ・フォリア」~12のヴァイオリン・ソナタ集 Op.5より
(7)パガニーニ:「ロマンス」「アンダンティーノ・ヴァリアート。スケルツァンド―第1~6変奏」
~ギターとヴァイオリンのためのグランド・ソナタ イ長調 Op.39 MS.3より
(8)パガニーニ:ヴェネツィアの謝肉祭 Op.10 MS.59【演奏】
五明カレン(ヴァイオリン;1703年製ストラディヴァリウス「オーロラ」)、
イスモ・エスケリネン(ギター;2011年製ロディ)【録音】
セッション録音:2015年9月/トロイ貯蓄銀行ホール(ニューヨーク)
五明カレンは東京生まれモントリオール育ちのヴァイオリニスト。これまでに2枚のSACDがあります。
『ブー・リンデ(1933-1970): 管弦楽作品集 Vol.1』
Violin Concerto, Op. 18: I. Andante - Poco animato - (Cadenza) - Scherzando vivo
トビアス・ブルーストレム:「万華鏡」
Violin Concerto: I. Come da lontano
イスモ・エスケリネンはフィンランドのギタリスト。ALBAからバッハの2枚、BISからハンヌ・リントゥとのファーゲルルンドのギター協奏曲がSACDで
『J.S.バッハ/イスモ・エスケリネン編: ギター編曲作品集』
『J.S.バッハ:ギター編曲作品集Vol.2』
セバスチャン・ファーゲルルンド