先日アルゼンチン特集
をやりましたが、良いタイミングで新たなアルゼンチン・アーティスト(パブロ・バレッティ)がSACDに登場です。
高い評価を得ているカフェ・ツィマーマンのメンバー
を加え、ピリオド楽器で奏でるモーツァルト。ドイツのArs Produktionからです
ピリオド楽器使用による軽やかで、そしてまろやかなモーツァルトのフルート四重奏曲集。全曲で非常にレベルの高い演奏を披露してくれているが、それもそのはず、参加メンバーの大半はあの古楽アンサンブル、カフェ・ツィマーマンのメンバーという豪華布陣!
セリーヌ・フリッシュと共にカフェ・ツィマーマンを創設したアルゼンチン出身のバロック・ヴァイオリニスト、パブロ・バレッティを筆頭に、ここでは完全に主役の座を務めているトラヴェルソのカレル・ヴァルター、縁の下の力持ちであるチェリストのペトル・スカルカに加え、アメリカのイェール大学で学んだ後にグラナダへと渡り、同地でグラナダ・バロック管弦楽団を創設したピーター・ビアリーが参加しているのだから、演奏が素晴らしいのも当然と言えるでしょう!
超一流のメンバーによる極上のモーツァルトを是非ともご堪能下さい。
東京エムプラス【曲目】
モーツァルト:フルート四重奏曲集(ピリオド楽器使用)フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285/
フルート四重奏曲第2番ト長調 K.285a/
フルート四重奏曲第3番ハ長調 K.Anh.171/285b/
フルート四重奏曲ヘ長調 K.370/368b(ホフマイスター編)/
フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298【演奏】
カレル・ヴァルター(フラウト・トラヴェルソ)、
パブロ・バレッティ(ヴァイオリン)、
ピーター・ビアリー(ヴィオラ)、
ペトル・スカルカ(チェロ)【録音】
2018年5月31日-6月3日、スタジオ・ヴァルデンブルク(スイス)
Flute Quartet in D Major, K. 285: I. Allegro
Oboe Quartet in F Major, K. 370 (Arr. for Flute Quartet) : I. Allegro