フルート、ヴィオラ、ハープという稀有な組み合わせのアンサンブルに、NHK交響楽団のトップ奏者が取り組んだ当アルバム。抒情的でありながら異世界のような神秘性も感じられる不思議な響きが魅力です。
ドビュッシーで次々に醸し出される香りと色の変化、イベールの情熱的な疾走感、ジョリヴェでのどこか懐かしく優しい響き・・・このアンサンブルの様々な表情が登場します。CDのタイトルにもなっている武満徹の「そして、それが風であることを知った」は、ミステリアスな妖艶さと儚い響きが印象的な奥深い作品です。
高音質録音とこだわりのマスタリングにより透明感のある繊細な響きを細部まで再現。
どうぞこの美しいアンサンブルの世界をお楽しみください。
(オクタヴィア・レコード)『そして、それが風であることを知った』
【曲目】
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ L.137
武満徹:そして、それが風であることを知った
イベール:2つの間奏曲
ジョリヴェ:小組曲【演奏】
神田寛明 (フルート)
佐々木亮 (ヴィオラ)
早川りさこ (ハープ)【録音】
2019年6月20-21日
神奈川・もみじホール城山にて収録
武満徹:そして、それが風であることを知った/TAKEMITSU: And then I knew ’twas Wind