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ベルリオーズ没後150周年最大話題盤、ロトと手兵レ・シエクル最新録音による『幻想交響曲』限定盤でSACD化

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ベルリオーズ: 幻想交響曲、序曲「宗教裁判官」 フランソワ=グザヴィエ・ロト 、 レ・シエクル管弦楽団

タワーレコード

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ベルリオーズ没後150周年最大話題盤、ロトと手兵レ・シエクル最新録音による『幻想交響曲』が、早くもSACDシングルレイヤーで登場します。ハルモニアムンディから提供のハイレゾ・マスターを用いて、関口台スタジオにて、SACDシングルレイヤーのためにマスタリングを施しました。2019年録音で、ベルリオーズならではの狂気じみた強奏も豊かに響く録音も極上のオリジナル音源を、メディアの特性がさらに存分に発揮されたサウンドでお楽しみいただけます。限定生産、日本独自企画。

ベルリオーズ幻想交響曲は、1830年ベートーヴェン交響曲第9番の初演からわずか6年の作ながら、ハープや鐘をはじめ、オフィクレイドやセルパンといった特殊管楽器も駆使し、オーケストレーションに革命をもたらしました。
性能の向上した今日のオーケストラは、オフィクレイドやセルパンを他の管楽器で代用し、その他にもオリジナル同等の効果を再現できるように改変されています。しかしロトは発表された当時の形へ戻すことで、ベルリオーズの頭の中で鳴っていた音響と効果を忠実に再現しようと試みました。彼はパリ国立図書館所蔵の幻想交響曲自筆譜やスケッチなどを丹念に調べ、できる限りの復元を行ないました。
レ・シエクルはもちろんピリオド楽器を用いています。2本のオフィクレイドは1837年製と1860年製、セルパンは19世紀ボドワンの複製を用いています。またハープは現在主流の2台ではなく、4台それも20世紀初頭のエラール製を指揮台の両脇で奏し、終楽章で活躍する鐘はスコアに指示された通りのものを、2013年にベルリオーズ・フェスティバルで鋳造したので、それを借りています。
もうひとつ嬉しいのが、珍しい初期作品の序曲『宗教裁判官』をとりあげていること。もちろんピリオド演奏は初めての録音ですが、すでに大オーケストラを用い、幻想交響曲の萌芽が見られ興味津々です。
ロトの音楽作りはきわめて大きく、物凄いエネルギーが伝わってきます。ヴィブラート控え目で、エレガントな歌い回しなどではベルリオーズがフランスの作曲家だったことを再認識させてくれます。幻想交響曲の認識をくつがえす超注目盤です!(キングインターナショナル)

【収録情報】
ベルリオーズ
幻想交響曲 Op.14
● 序曲『宗教裁判官』 Op.3

レ・シエクル
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)

録音時期:2019年7月16,17日
録音場所:アルフォールヴィル
録音方式:ステレオ(デジタル)
SACD Single Layer

 


Grande Ouverture des francs-juges, Op. 3 (Live)


Berlioz, Symphonie fantastique | Les Siècles, François-Xavier Roth

 

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