SACDハイブリッド盤。今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団(団名の「Chiaroscuro(キアロスクーロ)」 はコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味します)。BISレーベルで録音を続けているハイドンのシリーズ第3弾はエルデーディ四重奏曲より第75番、第76番『5 度』、第77番『皇帝』を収録しました。
エルデーディ伯爵に捧げられたことによりその名がついたハイドンの6つの弦楽四重奏曲(第75番~第80番)。全6曲中、もっともくだけた雰囲気を持ち溌剌とした旋律が印象的な第75番、第1楽章第1主題が下行5度音程を特色とする第76番『5度』、そして第2楽章が自作の『皇帝賛歌』の主題による変奏曲であるためにその名がついた第77番『皇帝』をキアロスクーロ四重奏団のキリっとしまった演奏で聴くことができます。
当団は2016年4月、カルテットとして初来日を果たし大成功をおさめました。古典派と初期ロマン派のレパートリーを演奏する当団はこれまでにハイドン、ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしております。(輸入元情報)【収録情報】
ハイドン:
● 弦楽四重奏曲第75番ト長調 Op.76-1, Hob.III-75
● 弦楽四重奏曲第76番ニ長調 Op.76-2, Hob.III-76『5度』
● 弦楽四重奏曲第77番ハ長調 Op.76-3, Hob.III-77『皇帝』キアロスクーロ四重奏団
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン/Anselmo Bellosio c.1780)
パブロ・エルナン=ベネディ(ヴァイオリン/Andrea Amati 1570)
エミリー・ホーンルンド(ヴィオラ/Willems,c.1700)
クレール・チリヨン(チェロ/Carlo Tononi 1720)録音時期:2017年12月
録音場所:ブレーメン、ゼンデザール
録音方式:ステレオ(セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
BIS ecopak