アンデルス・シュデニウス・コレクション
オストロボスニア室内管弦楽団 、 コッコラ四重奏団 、 エリナ・ムストネン 、 ニーヴ・マッケナ
ALBAレーベル公式サイトではSACD HYBRIDとなってますが、何故かAmazon、タワレコ、HMVではCD表記になってます・・輸入代理店のキングインターナショナルのサイトがCDになってるからでしょう。こういう事はちょいちょいあります。。
古典的リベラリズムの提唱者、フィンランドの司祭でスウェーデンの立法府リクスダーゲン議員のアンデルス・シュデニウス[1729-1803]は、音楽愛好家としても知られます。彼はコッコラのキルコンマキ(教会の丘)の牧師館に小規模なオーケストラをもち、楽譜の収集にも努めました。ヨーロッパ大陸の作曲家たちの膨大な数の作品を収め、シュデニウスの署名の入った11巻の楽譜集は「アンデルス・シュデニウス・コレクション」と呼ばれ、現在トゥルクのシベリウスス博物館が所蔵しています。
コッコラに本拠を置くオストロボスニア室内管弦楽団とメンバーが結成したコッコラ四重奏団がふたりのソリストと演奏するこのコレクションから選んだ「宝石のような作品」。イタリアのガエターノ・プニャーニ[1731-1798]、ジュゼッペ・マリア・ジョアッキーノ・カンビーニ[1746-1825]、アントニオ・サッキーニ[1730-1786]、オランダのクリスティアン・エルンスト・グラーフ[1723-1804]。音楽史から忘れられてしまったようなレブレヒト・ユリウス・シュルツ[1732-1804]の名も見られます。
チェンバロのエリナ・ムストネン[1961-]は、シベリウス・アカデミーを卒業後、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でトン・コープマンに師事しました。バッハの『フランス組曲』、ドメニコ・スカルラッティの15のソナタなどのアルバムを「Alba」レーベルに録音しています。ドイツ系アイルランドのフルーティスト、ニーヴ・マッケナは、トゥルク・フィルハーモニックの首席奏者を経て2019年秋からソロ・フルート奏者としてヘルシンキ・フィルハーモニックで演奏しています。(輸入元情報)【収録情報】
● プニャーニ:四重奏曲第2番変ホ長調
● グラーフ:四重奏曲ト長調 Op.17-3
● カンビーニ:四重奏曲ニ長調 Op.1-5
● サッキーニ:四重奏曲ハ長調 Op.2-3
● シュルツ:四重奏曲第5番ホ短調
● プニャーニ:四重奏曲第3番イ長調
ノルドグレン: 喚起 (Evocation)
コッコラ四重奏団
The Ostrobothnian Chamber Orchestra
バルト海をめぐる国々の音楽
C.P.E.Bach: Hamburger Sinfonien Wq.182
Favourite English Strings - Britten, Elgar, Finzi, Bridge
モーツァルト:フルート協奏曲第1番
などなど
オストロボスニア室内管弦楽団SACD HYBRID:タワーレコード