近頃はディープなヴォーカルものにハマってます
ニーナ・シモン：Little Girl Blue
Analogue Productions からのオリジナル・アナログ・マスターからSterling SoundのRyan K. SmithによるDSDリマスター。感動しました。深い声、美しいピアノ。ジャズだけじゃない、クラシック、ゴスペル、フォーク・・あらゆる音楽がニーナ・シモンには溶け込んでいますね。お宝です。
Amazonではちょっと高い・・SACDセレクトはなかなかのお買得ですが現在品切れ。再入荷に期待しましょう。ダメ元で検索したらディスクユニオンに新品再入荷されてました！これはおススメです。ニーナ・シモンは可能な限りSACD化して貰いたい。タワーレコードに頑張ってもらうのが一番安いでしょうか。Analogue Productionsにも頑張って頂きたい。
クリフォード・ブラウンBOX
ESOTERICからのクリフォード・ブラウン。もう素晴らしいですね～。サラ・ヴォーンは初期にシングルレイヤーで出た物を所有してまして、そちらも生々しく、サラのヴォーカルも迫力がありますが、ESOTERIC盤はそれに比べると大人しい感じですが、バランスは良く、何よりクリフォードのトランペットが良い。サラ以外は初SACD化で、クリフォードの熱さに興奮します。天才ですね。ダイナ・ワシントンの声も若々しく、パフォーマンスも一級品。サラもダイナももっとSACDで聴きたいものです。
残念ながら、予約段階で売り切れてまして、後は店頭在庫を狙うしかなさそう・・中古は高騰間違いなしで・・これだからESOTERICのSACDは発売前しか宣伝できない。。転売屋対策で一定期間で再プレス販売とかして貰えませんかね。
ビリー・ホリデイ：All Or Nothing At All
1955年リリース。オリジナル・テープからジョージ・マリノがPCMリマスターしDSD化。魂に訴えかけてくる歌唱。震えます。良いのですが、オリジナル・マスターからのダイレクトDSDでも聴きたい！タワレコさんお願いします！「プリーズ・リクエスト」「ゲッツ/ジルベルト」らのオリジナル・マスターからのSACDは抜群に良かったので。日本じゃ品薄なのもありますしね…
マディ・ウォーターズ：Folk Singer
ブルースの大物マディ・ウォーターズの名作、Analogue Productions盤です。
リマスターはケヴィン・グレイ。マディのスライドが泣き、若き日のバディ・ガイのソロもたまりません。アコースティックでそぎ落とされた「Good Morning Little Schoolgirl」なんてもう。音圧はかなり低め。ブルースもSACDですね。
ディスクユニオンに中古を見付けました！また、04年にユニバーサルから出たシングルレイヤー盤はこちらAmazon
現在米国では黒人を警官が殺した事をきっかけに、大規模なデモへ発展、一部暴徒化も問題になってますが、根深い人種差別を痛感させられます。
ジャズ、ブルースは人種差別の歴史を知らずしては語れません。日本も対岸の火事ではありません。黒人だけでなく、あらゆる人種、民族、国籍で差別される事は決して許されない。性別や職業においてもです。
