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SACDに特化した偏屈ブログ

ありのままのバッハ。これが私のバッハ 神尾真由子が無伴奏ヴァイオリン・パルティータを録音!浜離宮朝日ホールDSD録音

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J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全曲 神尾真由子

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2020年6月23日 浜離宮朝日ホール

 

神尾真由子6年ぶりのソロ・アルバムは、初録音となるバッハ無伴奏パルティータ3曲。幼少の頃から様々な形でバッハに接し、折りに触れて演奏し、特に「シャコンヌ」には深い思い入れを感じてきた神尾が、「バッハを神格化せずに、バロックらしい軽い感じで弾きたい」と取り組んだのがパルティータで、2020年6月、コロナ禍の中、東京でも屈指の音響効果を誇る浜離宮朝日ホールにおける2日間のセッションでレコーディングを完成させました。
インスピレーションの煌めきと演奏の勢いをそのまま音としてとらえるべくテイクを最小限にとどめることで、まるでライヴであるかのような迫真性を具えた音楽が生まれました。文字通りさまざまなダンス曲から成る組曲であるパルティータの持つ多彩な魅力が描き出され、さらにはバッハの音楽の内包する高度な次元での愉しみを感じさせるのが神尾の真骨頂。神尾の無伴奏の凄さは2009年の「パガニーニ:24のカプリース」で証明済みです。あれから10年以上を経て取り組んだ2枚目の「無伴奏アルバム」でもあります。

神尾真由子
日本を代表するヴァイオリニストの一人。2007年第13回チャイコフスキー国際コンクール優勝し、ニューヨーク・タイムズ紙でも「聴く者を魅了する若手演奏家」「輝くばかりの才能」と絶賛される。国内外のオーケストラと共演を重ね、国際的な音楽祭にも出演。使用楽器は宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス1731年製作「Rubinoff」。
ソニー・ミュージック

【曲目】
ヨハン・セバスティアン・バッハ
1.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002
2.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
3.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006

【演奏】
神尾真由子(ヴァイオリン)

【録音】
[録音]2020年6月22日・23日、浜離宮朝日ホールでのセッション・レコーディング[DSDレコーディング]
[使用楽譜]ベーレンライター
[レコーディング・プロデューサー/ディレクター]杉田元一(ソニー・ミュージックレーベルズ)
[レコーディング・エンジニア]鈴木浩二(ソニー・ミュージックスタジオ)
[アシスタント・エンジニア]房野哲士(ソニー・ミュージックスタジオ)

 

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