スペインの作曲家ホアン・ロドリーゴが1939年に作曲したギター協奏曲で、スペイン近代音楽およびギター協奏曲と言えば、この「アランフェス協奏曲」
クラシックの名演、ジャズでもこの曲の名盤がありますし、私は初めて聴いた時は「必殺仕事人」と思いましたね。
それはさておき
「アランフェス協奏曲」SACD特集です。
今年10月にリリースされた、河野智美、梅田俊明、東京フィルハーモニー交響楽団によるアランフェス。DSD11.2MHz録音
スウェーデンの新鋭、ヤコブ・ケッレルマンとクリスチャン・カールセン、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団によるアランフェス。こちらは日本先行リリースらしく、タワレコでは11月にリリースされてますが、海外ではまだのよう
タワレコ限定SACDの新企画、CTIレーベルSACD化第一弾。ジャズ・ギタリストのジム・ホールによるアランフェス。04年にMofiからSACD化されていた作品ですが、とっくに入手困難ですので、実に嬉しいリリース。
ジャズのアランフェスと言えば、まずはこちらからでしたか、マイルスの名盤。おススメはSACDシングルレイヤー盤。99年、SACD第一弾の内の1枚。まだ定価、またはそれ以下で手に入るうちにどうぞ。次点はMofiのAmazon
こちらもシングルレイヤー盤。03年リリースのジョン・ウィリアムスとダニエル・バレンボイム指揮、イギリス室内管弦楽団によるアランフェス。
日本で人気知名度ナンバー1の村治佳織、SACDシングルレイヤーBOXセットの1枚。
山下一史、新日本フィルハーモニー交響楽団とのアランフェス
ナルシソ・イエペス、ガルシア・ナバロ、フィルハーモニア管弦楽団によるアランフェス。2012年に豪華パッケージでリリースされたシングルレイヤー盤の18年リリース廉価版(プラケース)。オリジナル・アナログ・マスターから独Emil Berliner Studiosにて2012年制作DSDマスター
上記と同じく1979年4月のイエペスの演奏。こちらはPENTATONEリマスターシリーズ、ポリヒムニア・インターナショナルによるリマスター。HYBRIDです
日本が誇る名ギタリスト、福田進一と飯森範親、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団によるアランフェス。残念ながらもう廃盤のようですが、中古は安価で見られます。
マーキュリー・リヴィング・プレゼンス`シリーズ。ロメロ・ギター四重奏団、ヴィクトル・アレッサンドロ、サンアントニオ交響楽団によるアランフェス。こちらも廃盤で中古価格もちょっと高い。。
スリー・ブラインド・マイスの名盤の紙ジャケSACDシリーズ。金井英人クィンテット。やはり廃盤で、中古価格は現在3千円代半ば~で、なんとかギリギリといった感じ。
チック・コリアの芸歴40周年、生誕60周年(2001年当時)を記念した2枚組スペシャル・アルバム。アランフェスは名曲「スペイン」とのメドレーで。
こちらは当時売れたので中古価格も安い
ジョー・ロック (vibes & marimba)ジェフリー・キーザー (piano)ロバート・ハースト (bass)
ビリー・キルソン (drums)のカルテット、The New Sound Quartet。アランフェスは1曲目に。ラストには坂本龍一「美貌の青空」も
盲目のテノール、アンドレア・ボチェッリのアランフェス。現在中古価格は5千円からとやや高騰
アンドレア・ボチェッリと言えば"Time To Say Goodbye"が世界的大ヒットしたサラ・ブライトマン。中古価格はえげつないですね。。誰が買うんだ??再発してくれたら欲しいですが
Dutton/VocalionからSACD化されたポール・モーリア。「恋のアランフェス」収録
同じくDutton/VocalionからSACD化されたジュリアン・ブリーム。ヴィヴァルディ、ヘンデルらと共にアランフェスも収録
ベーシスト、バスター・ウィリアムスの04年リーダー作。アランフェスはベース・ソロで。エンジニアはルディ・ヴァン・ゲルダー
クラシック、ジャズ、ポップス、歌ものからベースソロと様々な形で継がれる名曲。
最近リリースが続いたので特集にしましたが、こんなに多いとは(まだあるかも・・)。ちょっと大変でしたが、知らない、聴いた事ないのもあってミイラ取りがミイラになりそうな予感・・