クリスティアン・ハインリッヒ・リンク: 室内楽作品集 Vol.2
トリオ・パルナッスス 、 ヘレン・ダブリングハウス
MD+G
ドイツで活躍したオルガニスト兼作曲家で、大バッハの孫弟子にあたるクリスティアン・ハインリッヒ・リンクは2020年生誕250周年を迎えました。トリオ・パルナッススが今日では忘れられてしまったこの作曲家に光りをあてます。リンクの楽曲は長調が多く、明るく輝かしい音楽はベートーヴェンと対照的と言えるでしょう。またリンク唯一のフルート、チェロ、ピアノの三重奏曲は、民謡のモチーフがちりばめられた牧歌的な作品。そしてヴァイオリンとピアノのためのとてもやさしいソナタは、初期のモーツァルトを思わせる軽やかさがあり、繊細でエレガントな音楽が魅力です。この記念の年にベートーヴェンと同時代の作曲家であるリンクの新しい音楽世界を広げることができます。
キングインターナショナル【曲目】
クリスティアン・ハインリッヒ・リンク(1770-1846):
ピアノ三重奏曲op.34(1815)[第1番ハ長調、第2番ニ長調、第3番ト長調]
フルート、チェロ、ピアノのための三重奏
ヴァイオリン、チェロ、ピアノのためのソナタ変ロ長調
ヴァイオリンとピアノのためのとてもやさしいソナタ ト長調
ピアノ三重奏曲ニ長調【演奏】
トリオ・パルナッスス
【ユリア・ガリッチ(ヴァイオリン) ミヒャエル・グロス(チェロ) ヨハン・ブランシャール(ピアノ)】
ヘレン・ダブリングハウス(フルート)
Trio Parnassus