ブラームス: ハンガリー舞曲 (アルフレッド・ピアッティ編曲/チェロ版)
グィド・シーフェン 、 マルクス・クロイル
MD+G
ブラームスがハンガリーに旅して収集したジプシーや農民の音楽をもとに作曲したハンガリー舞曲集は、ブラームスの作品の中でもよく知られた名曲です。それを19世紀イタリアの名チェリスト、カルロ・アルフレッド・ピアッティ(1822-1901)がチェロとピアノ版に編曲しています。これまでにも部分的には録音されていましたが、全21曲をグィド・シーフェンが初録音しました。
ピアッティは、ヨーゼフ・ヨアヒムと同じく、度々クララ・シューマンと室内楽を演奏していたメンバーであり、ブラームスとも親交がありました。ピアッティの編曲は、オリジナルのピアノ4手の華やかさに加え、チェロの美しい音色や響きも楽しめるように作られています。チェロのグィド・シーフェンとピアノのマルクス・クロイルの演奏は、茶目っ気の中にも優雅さが感じらえる第3番、リズミカルな第10番、哀愁と陽気さが共存する第4番、と誇張のない表現で聴かせてくれます。
キングインターナショナル【曲目】
ブラームス:ハンガリー舞曲集
(アルフレッド・ピアッティ編曲/チェロ版)【演奏】
グィド・シーフェン(チェロ)
マルクス・クロイル(ピアノ)