VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

500セット日本限定発売! ドヴィ・エルリー(Devy Erlih)幻の名盤が世界初SACD化

J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲<完全限定生産盤>
デヴィ・エルリ

タワーレコード

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デヴィだのドヴィだの表記が錯綜しておりますが、ともあれ目出度いSACD化。

韓国レーベルからというのも興味深い。香港に続いてアジアSACD活性化を願います

 

ハイ・クオリティなLP復刻で注目を浴びる韓国のレーベル「SOUND TREE」が、このたびSACDを手掛けました。内容はエルリーのバッハ無伴奏!オリジナル・デザインで復刻した高品質LP(KKC-1187/9)が好評で、「SOUND TREE」を日本に紹介している国内レーベル「Global Culture Agency」からSACD化を持ちかけたところ、希望が通り実現しました。1枚のシングルレイヤー盤に全6曲を収録。世界初SACD化、完全限定生産。しかも日本限定発売、500セットのみ!
幻の名盤、エルリーのバッハ無伴奏全曲。オリジナルLPは中古市場において高値のつく超レア盤。当SACDはそのフランス・アデ社(Disques Ade)のデザインを踏襲したパッケージになっており、ライナーノートには英語・仏語のオリジナル解説を収録。さらに別途日本語解説を付属させ、日本ではあまり知られていないエルリーの音楽家人生についても知ることが出来るようにしました。音に関しては「SOUND TREE」がライセンス先であるユニバーサル・ミュージックから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマスタリングを施しています。
ドゥヴィ・エルリーは1928年パリ生まれ、2012年没。若くして音楽の才能を発揮しパリ音楽院を首席で卒業後、1955年ロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝しました。ヨーロッパ、アメリカ、日本と世界各地で演奏し、レパートリーは幅広く、現代作曲家もしばしば彼のために作品を提供しました。後進の指導にも力を注ぎ、音楽界でおおいに活躍したフランスの名ヴァイオリニストです。このバッハの無伴奏録音はエネスコとも並び称される不朽の名盤。
キングインターナショナル

日本語帯・解説付

エディション | Remaster

【曲目】
J.S.バッハ:
ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番 ホ短調 BWV1006

【演奏】
ドゥヴィ・エルリー(ヴァイオリン)

【録音】
1969年

 

 

Devy Erlih

ドヴィ・エルリー(Devy Erlih, 1928年11月5日 - 2012年2月7日[1])[2]は、フランスのヴァイオリニスト。 パリの生まれで家族がユダヤモルドバ人の家系である

パリ音楽院でジュール・ブーシュリに学び、プルミエ・プリを得て卒業。 1955年のロン=ティボー国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、ソリストとしての活動を始めた。

1968年にマルセイユ音楽院の教授となり、1973年にはマルセイユ・ゾリスデンを設立した。1977年のマルセイユプロヴァンス室内楽センターの監督職を経て1982年に母校であるパリ音楽院の教授に就任。 1995年以後は、パリのエコール・ノルマル音楽院で後進の指導に当たった。

2012年2月7日火曜日の朝、勤め先のエコール・ノルマル音楽院へ向かう途中、パリの10区でトラックに跳ねられて事故死した Wikipedia