VIVA!SACD

VIVA!SACD

SACDに特化した偏屈ブログ

音色と響きを追求した独自の世界を追求した現代最高峰のスイスの作曲家ミカエル・ジャレルの作品3篇を収録。 タベア・ツィンマーマン、ルノー・カプソンが独奏

ミカエル・ジャレル: 協奏曲集
タベア・ツィンマーマン 、 ルノー・カピュソン 、 パスカル・ロフェ 、 フランス国立ロワール管弦楽団

タワーレコード

Amazon 



SACDハイブリッド盤。現代最高峰のスイスの作曲家ミカエル・ジャレルの作品3篇を収録したアルバムの登場。ジャレルは歴史あるサントリーホール国際作曲家委嘱シリーズの2019年の「テーマ作曲家」としても登場しており、日本でも注目度が増しております。ここにはタベア・ツィンマーマンとルノー・カプソンという豪華ソリストが登場した2つの協奏曲、そして管弦楽のための作品が収録されております。
『緊急対応(Émergences-Résurgences)』~ヴィオラ管弦楽のための協奏曲は2016年10月に開かれたストラスブールの音楽祭において、献呈されたタベア・ツィンマーマンとパスカル・ロフェ指揮、フランス国立ロワール管弦楽団によって初演された作品で、アンリ・ミショーの絵画からインスピレーションを得て書かれております。
『…大空は今なお、とても澄み渡っているのに、急に不安がこみ上げて来る…(…Le ciel, tout à l’heure encore si limpide, soudain se trouble horriblement…)』は、2009年ジュネーヴでマレク・ヤノフスキ指揮のスイス・ロマンド管弦楽団によって世界初演された作品。同曲は先に記したサントリーホール・サマーフェスティバル2019でロフェ指揮、東京交響楽団によって日本初演されております。
『4つの印象(4 Eindrücke)』~ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲はサントリーホール、フランス国立ロワール管弦楽団そしてケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団からの委嘱を受けルノー・カプソンに献呈された、ジャレル4作目となるヴァイオリン協奏曲で、2019年8月30日、サントリーホールにてカプソン独奏、ロフェ指揮、東京交響楽団にて世界初演されております。「協奏曲の作曲とは特定のアーティストのために作品を書くことを意味し、その人物を知ることでもあります。つまり作品は一種の肖像画となるのです。」と語るジャレル。ヴァイオリニスト、ルノー・カプソンの存在から生まれた4楽章構成の当作品は音色と響きを追求したジャレルの独自の世界が広がります。(輸入元情報)

【収録情報】
ジャレル:
1. 緊急対応~ヴィオラ管弦楽のための協奏曲(2016)
2. …大空は今なお、とても澄み渡っているのに、急に不安がこみ上げて来る…~管弦楽のための(2009)
3. 4つの印象~ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲(2019)


タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ:1)
ルノー・カプソン(ヴァイオリン:3)
フランス国立ロワール管弦楽団
パスカル・ロフェ(指揮)

録音時期:2019年7月(1,2)、2019年12月(3)
録音場所:フランス、アンジェ、コンベンションセンター
録音方式:ステレオ(セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

プロデューサー:トーレ・ブリンクマン(Take5 Music Production)
BIS ecopak

タベア・ツィンマーマンSACD HYBRID:タワーレコード