VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

カラヤンがBPO、VPOそれぞれと繰り広げた圧巻のパリ・ライヴをまとめてSACDシングルレイヤー化

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カラヤン・イン・パリ 1960&1962 ヘルベルト・フォン・カラヤンベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

タワーレコード

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Spectrum Soundレーベルがフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源からリリースし話題騒然となったカラヤンのパリ・ライヴを、Global CultureAgencyレーベルがライセンスし、国内でリマスターしてSACD化!INAオリジナルの音源(24bit/192kHz)を用いて丁寧にリマスターし製品化した、CD盤とは異なる新たな魅力が付加された注目盤です。SACDならではの収録時間を活かし、180分もの内容を1枚のディスクに収録。平林直哉氏による解説付きです。
1960年のベルリン・フィルとの音源は同年4月21日からパリで開始されたベートーヴェン・ツィクルスの最終日の公演を収録したもの。2篇ともにライヴならではの覇気にあふれ、勢いに乗ったスケールの大きさは圧巻。モノラルながらクリアなサウンドで、カラヤンベルリン・フィルの作り上げた白熱サウンドをとことん堪能できます。
1962年のウィーン・フィルとの音源はステレオ録音なのが嬉しいところ。たいへん珍しいロカテッリの合奏協奏曲は気品にあふれ華やか、ボスコフスキーのソロも逸品。メインのシューベルト『未完成』、カラヤンの代名詞ともいえる『ツァラトゥストラはかく語りき』、そしてアンコールまで、隙のない壮麗なサウンドに打ちのめされます。
(キングインターナショナル)

GCAC 1042(SACDシングルレイヤー)
2021年新リマスター
SACD
国内製造品180'27''
日本語帯・解説付

カラヤン・イン・パリ1960&1962
カラヤン・イン・パリ 1960(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[1]ベートーヴェン交響曲第8番ヘ長調 Op.93
[2]ベートーヴェン交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
カラヤン・イン・パリ 1962(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[3]ロカテッリ:合奏協奏曲 変ホ長調 Op.4-10
[4]シューベルト交響曲第8(7)番ロ短調 D.759『未完成』
[5]R.シュトラウス交響詩ツァラトゥストラはかく語りき』Op.30
[6]ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ『うわごと』Op.212(アンコール)

ヴィルマ・リップ([2]ソプラノ) クリスタ・ルートヴィヒ([2]アルト)
ヴァルデマール・クメント([2]テノール) ゴットロープ・フリック([2]バス)
エリザベート・ブラッスール合唱団([2]) ヨゼフ・ネボワ([3]チェンバロ
ヴィリー・ボスコフスキー([3]ヴァイオリン・ソロ) ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団([1][2]) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団([3]-[6])

ライヴ録音:[1][2]1960年4月26日/パリ、シャンゼリゼ劇場(モノラル)[3]-[6]1962年4月9日/パリ、シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
リマスタリング:2021年3月/JVCマスタリングセンター