デュティユー: バレエ音楽 《狼》
ジョン・ウィルソン 、 シンフォニア・オブ・ロンドン
Chandos
レスピーギの「ローマ三部作」(RCHSA5261/CHSA5261)の世界的ヒットに続き、「弦楽のためのイギリス音楽」(RCHSA5264/CHSA5264)でも大反響を巻き起こしている(レコード芸術「特選盤」、英グラモフォン誌「Editor's Choice」等)、今もっとも注目を集める指揮者の一人、ジョン・ウィルソン。彼が再結成した"シンフォニア・オヴ・ロンドン"との新盤は、なんとデュティユーが登場!
20世紀後半のフランスを代表する作曲家、アンリ・デュティユー(1916ー2013)のバレエ音楽「狼(Le Loup)」は、ローラン・プティのダンス・カンパニーの委嘱により作曲され、1953年3月にパリで初演。録音も少なく、フランス以外のオーケストラによるレコーディングはこれが初となります。カップリングには、1940年代にパリ国立高等音楽院のために書かれた3つの木管楽器のための作品を、吹奏楽のための「マスク」などでも知られるイギリスの作曲家、ケネス・ヘスケス(b.1968)がオーケストレーションを施した管弦楽伴奏版(世界初録音)も収録。オルシノ・アンサンブルでの新録音「ベル・エポック」(RCHSA5282/CHSA5282)でも好評を博した天才アダム・ウォーカーを始め、ロンドン響の首席奏者ジュリアナ・コッホ、ロンドン・フィルの首席奏者ジョナサン・デイヴィスといった、イギリスの名手たちがソロを担当しています。
東京エムプラス【曲目】
デュティユー:バレエ音楽 《狼》
フルートとピアノのためのソナティネ*
オーボエとピアノのためのソナタ†
ファゴットとピアノのための 《サラバンドとコルテージュ》‡(*†‡=2019年ケネス・ヘスケスによるオーケストレーション/このオーケストレーション版は世界初録音)
【演奏】
ジョン・ウィルソン(指揮)
シンフォニア・オヴ・ロンドン
アダム・ウォーカー(フルート)*
ジュリアナ・コッホ(オーボエ)†
ジョナサン・デイヴィス(ファゴット)‡