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SACDに特化した偏屈ブログ

マルクス・ボッシュが率いるカペッラ・アクイレイアによる「ベートーヴェンの劇場のための音楽集 第3集」

ベートーヴェン: 劇場のための音楽集 第3集

Beethoven: Musiken für das Theater Vol.3 - Bosch
マルクスボッシュ 、 カペラ・アクイレイア

タワーレコード

 

マルクスボッシュが率いるカペッラ・アクイレイアによる『ベートーヴェンの劇場のための音楽集』第3集。今回収録されているのは、1809年、ウィーン宮廷劇場の支配人ヨゼフ・ハルトルの依頼を受け、ゲーテの同名戯曲のために作曲した劇付随音楽『エグモント』です。
 16世紀に実在したオランダの軍人エグモント(エフモント)伯爵を巡る物語に付けられた音楽は、ベートーヴェンの政治的関心とゲーテへの称賛が込められており、近年全曲が演奏される機会も増えてきました。全体は、序曲とソプラノ・アリアを含む9曲で構成されており、劇の内容はナレーターによって語られます。この台本は通常、ゲーテの友人フリードリヒ・モセンゲイルとベートーヴェンの友人フランツ・グリルパルツァーによるものが使われますが、この録音では現代の劇作家シュテファン・ニースが自由にセリフを追加、より深化した物語が描かれています。
 アルバムには他3曲の序曲と「戦争交響曲」の別名でも知られる『ウェリントンの勝利』も収録。これらの臨場感ある演奏をSACDハイブリッドの高音質盤でお届けいたします。(輸入元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン
1. 劇音楽『エグモント』 Op.84(付随音楽、完全版)
2. 序曲『コリオラン』 Op.62
3. 序曲『献堂式』 Op.124
4. 序曲『命名祝日』 Op.115
5. ウェリントンの勝利 Op.91

 ラファエラ・リントル(ソプラノ:1)
 フレデリック・ベーレ(語り/ドイツ語:1)
 カペッラ・アクイレイア
 マルクスボッシュ(指揮)

 録音時期:2020年7月23-25日
 録音場所:ドイツ、Festspielhaus Congress Centrum Heidenheim
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

 

マルクス・ボッシュSACD HYBRID:タワーレコード