カイル・スミス: カンティクル/アレルヤ
Smith: Canticle - Cincinnati Vocal Arts Ensemble
クレイグ・ヘッラ・ジョンソン 、 シンシナティ・ヴォーカル・アーツ・アンサンブル
Fanfare Cincinnati
彼は現代アメリカを代表する合唱音楽の作曲家であり、グラミー賞ノミネート経験を持ち、声楽アンサンブル「クロッシング」や「LAギターカルテット」をはじめとする数多くの団体から作品の委嘱を受け、多数の作品を発表しています。
この「カンティクル」は16世紀スペインのカトリック司祭、神秘思想家"十字架のヨハネ"のテキストを用いた合唱曲。神との一体化に至るまでの過程を説いたヨハネの思想が、合唱と打楽器、チェロのアンサンブルで描かれており、シンプルな旋律を歌うふくよかな声の響きと、切れのある打楽器の音色が素晴らしい録音によって余すことなく捉えられています。アカペラで歌われる「アレルヤ」の瞑想的な音楽も美しさの極みです。
ナクソス・ジャパン【曲目】
カイル・スミス(1956-):
カンティクル
1-6. 第1部: The Search for the Beloved
7-11. 第2部: Preparations for a Perfect Union
13-18. 第3部: Full Union19. アレルヤ
【演奏】
トム・ガス (チェロ)…1-18
ミカエラ・ルヒカ・ヒッバード(チェロ)…1-18
マーク・コスマーラ(チェロ)…1-18
ラッセル・バージ(打楽器)…1-18シンシナティ・ヴォーカル・アーツ・アンサンブル
クレイグ・ヘッラ・ジョンソン(指揮)【録音】
2018年1月13-15日
St. Boniface Catholic Church, Cincinnati(USA)