VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

作曲と同時期に製作されたバッハゆかりのオルガンで弾く「フーガの技法」! バッハ・ファン、高音質ファン要注目

J.S.バッハ: フーガの技法 Bach: Die Kunst der Fuge  BWV.1080

Samuel Kummer (Zacharias Hildebrandt organ of Wenzelskirche, Naumberg)
ザムエル・クンマー

タワーレコード

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多くの優れたオルガン作品でも定評の高いドイツの高音質レーベル、Aeolus(エオルス)より、SACD2枚組で贈るバッハの「フーガの技法」オルガン版が登場!
J.S.バッハが晩年に生み出した対位法芸術の最高傑作であり、鍵盤音楽(主にハープシコードやオルガン)のための最後の大作である「フーガの技法BWV.1080。このアルバムでは、作品が生み出されたのと同時期の1746年に、ナウムブルク(ドイツ)の聖ヴェンツェル教会に、高名なオルガン・ビルダー、ツァハリアス・ヒルデブラントによって製作されたオルガンを使用。J.S.バッハ自身もこのオルガンの受け入れに立ち会ったという、バッハが理想とするヒルデブラント・オルガンの多彩なサウンドと、Aeolusが誇る優秀録音によって、「フーガの技法」の新たな一面をお届けします。最後には、未完に終わった「3つの主題によるフーガ」を補筆完成させたバージョンも収録。このヒストリカル・オルガンで見事なフーガを編み出しているザムエル・クンマーは、1968年シュトゥットガルト生まれ、1996年にマーストリヒトのヨーロッパ・オルガン・コンクールで第1位を受賞したオルガニスト。2005年からはドレスデン聖母教会のオルガニストとなり、多くのヨーロッパ諸国、ロシア、アメリカ、中央アフリカ、そして日本でリサイタルを行っています。
多数の楽譜資料、オルガンや教会のカラー写真を含む80ページ超におよぶブックレット(英語、独語)には、最新の研究を反映した詳細な曲目解説やオルガンの歴史や修復についての情報が掲載されています。
東京エムプラス

【曲目】
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080
[SACD1]
コントラプンクトゥス1
コントラプンクトゥス2
コントラプンクトゥス3
コントラプンクトゥス4
コントラプンクトゥス5
コントラプンクトゥス6(4声)《フランス様式で》
コントラプンクトゥス7(4声)《拡大と縮小で》
コントラプンクトゥス8(3声)
コントラプンクトゥス9(4声)《12度で》
コントラプンクトゥス10(4声)《10度で》
コントラプンクトゥス11(4声)

[SACD2]
コントラプンクトゥス12.1(4声)
コントラプンクトゥス12.2(4声)
コントラプンクトゥス13.1(3声)
コントラプンクトゥス13.2(3声)
オクターヴのカノン
5度の転回対位法による12度のカノン
3度の転回対位法による10度のカノン
反行拡大カノン
3つの主題によるフーガ
コラール「われ汝の御座の前に進みいで」 BWV.668a
4つの主題によるフーガ(ザムエル・クンマーによる「3つの主題によるフーガの」補筆完成版)

【演奏】
ザムエル・クンマー(オルガン)

【録音】
2020年10月26日-29日
聖ヴェンツェル教会(ドイツ)