モーツァルト: ピアノ作品集<初回限定生産盤>
チャールズ・ローゼン
1927年ニューヨークに生まれ、アメリカのピアニスト、音楽学者であったチャールズ・ローゼン。ピアニストである傍らフランス文学の博士号も取得しており、アメリカの大学でフランス語を教えていたという変わった経歴も持ちます。ジュリアード音楽院は中退するものの、ショパンとリストの高弟であったモーリツ・ローゼンタールにピアノを師事しました。現代音楽への造詣も深く、著書に『シェーンベルク』があり、エリオット・カーターとも交流を持っていました。独特な強いタッチで一音一音疎かにすることがないように歩むように紡ぎだされる、チャールズ・ローゼンのモーツァルトは、ニンフェの庭園に響き渡り、このアルバムでしか得ることの出来ない音響効果を出しています。尚、こちらのアルバムは1983年に設立され35年以上の歴史を持つイタリアのオーディオファイル・レーベル「Fone」より再生産されたものです。
東京エムプラス
【曲目】
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310/300d
ピアノ組曲 序奏とフーガ K.399/385i
小さなジーグ K.574
ピアノ・ソナタ第11番(トルコ行進曲付き) イ長調 K.331/300i
ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調 K.576
ロンド イ短調 K.511【演奏】
チャールズ・ローゼン(ピアノ)【録音】
2001年10月28日-30日 Original Recording Format: DSD 64