VIVA!SACD

VIVA!SACD

SACDに特化した偏屈ブログ

これまでにはなく、今後も生まれない、真実のシューベルト ハインツ・ホリガー シューベルト:交響曲全集(全8曲)

シューベルト:交響曲全集(全8曲)<完全生産限定盤>
ハインツ・ホリガーバーゼル室内管弦楽団

タワーレコード

Amazon 

 

■世界的なオーボエ奏者であり、独自の語法を持つ作曲家であり、そして聞き古された作品から新たな美を見出すことができる卓越した指揮者―――昨今マルチ・ミュージシャンとしての多彩な活動がクローズアップされているハインツ・ホリガーが、2017〜20年にかけてバーゼル室内管弦楽団と録音したビッグ・プロジェクトがこのシューベルト交響曲全集。交響曲8曲・序曲4曲に加え、シューベルトにインスパイアされたスイスの作曲家ローランド・モーザーによる作品までを収録。
■ホリガーはシューベルト交響曲の特質について、「マーラーと同じで、可愛らしい響きや、ウィーンの酒場でワインを飲み明かすような世俗性が、一瞬にして恐ろしい死の淵をのぞかせる音楽。明るい色彩感は常に暗闇や深淵と隣り合っている」と指摘し、ピリオド楽器を使用することで「響きの透明感や陰影」を獲得できることを強調。スイスの名チェンバー・オーケストラ、バーゼル室内管弦楽団も、クラシカル・ボウとガット弦を使用した両翼配置の弦やピリオド楽器の導入で斬新な響きのバランスや和声の美しさを際出たせています。

【収録内容】
曲順は2021年8月8日現在のものです。

シューベルト
[DISC 1]
1. 歌劇「フィエラブラス」 D 796:序曲
2. 交響曲 第5番 変ロ長調 D 485
3.交響曲 第1番 ニ長調 D 82
[DISC 2]
4. 交響曲 第3番 ニ長調 D 200
5. 歌劇「悪魔の別荘」 D 84:序曲
6. 歌劇「アルフォンゾとエストレッラ」 D 732:序曲
7. 交響曲 第2番 変ロ長調 D 125
[DISC 3]
8. イタリア風序曲 D 590
9. 交響曲 第6番 ハ長調 D 589
10. 交響曲 第4番 ハ短調 D 417 「悲劇的」
[DISC 4]
11. アンダンテ ロ短調 D 936a (ローランド・モーザーによる管弦楽編曲版)
12. 交響曲第7番 ロ短調 D 759 「未完成」
13. 木管九重奏曲 変ホ短調 D 79 「小葬送曲」
ローランド・モーザー
14.「エコーラウム(響きの部屋)」~シューベルトの 「小葬送曲」 D 79に基づく
シューベルト
15. 6つのドイツ舞曲 D 820(ヴェーベルンによる管弦楽編曲版)
   [第1番 変イ長調/第2番 変イ長調/第3番 変イ長調/
第4番 変ロ長調/第5番 変ロ長調/第6番 変ロ長調
[DISC 5]
16. 劇付随音楽「魔法の竪琴(ロザムンデ)」序曲 D 644
17. 交響曲 第8番 ハ長調 D 944 「ザ・グレイト」

【演奏】
ハインツ・ホリガー(指揮) バーゼル室内管弦楽団

【録音】
2017年11月15~17日(D 644、 D 944)、
2018年6月19~21日(D 796、D 485、D 82)
2018年10月18~20日(D 590、D 589、D 417)
2019年6月6~7日(D 200)
スイス、バーゼル、ラントガストホフ・リーエン

2019年8月21~22日、(D 84、D 732、D 125)、
2020年8月22日(D 936a)、2020年8月24日(D 759)、
2020年8月27~28日(D 79、エコーラウム、D 820)、
スイス、バーゼルドン・ボスコ音楽文化センター、パウル・ザッハー・ザール

【レコーディング・プロデューサー、エディティング】
アンドレアス・ヴェルナー(シレンチウム音楽プロダクション)
【レコーディング・エンジニア】ヤーコブ・ヘンデル
ドイチュラントフンクおよびスイス第2文化放送との共同制作
【プロデューサー】ヨッヘン・フープマッヒャー(ドイツラントフンク)、
ヴァレリオ・ベンツ(スイス第2文化放送)、
マルセル・ファルク(バーゼル室内管弦楽団)、
マルティン・コーン、ミヒャエル・ブリュッゲマン(ソニークラシカル)