ブラームス: "3つ"のクラリネット・ソナタ
マイケル・コリンズ 、 スティーヴン・ハフ
SACDハイブリッド盤。マイケル・コリンズが小川典子と共演した「パリのクラリネット」
がレコード芸術誌「特選盤」などで絶賛される中、またしても強力盤の登場。長年の友人で室内楽のパートナーとして絶大な信頼を寄せるスティーヴン・ハフとの共演でブラームスの"3つ"のクラリネット・ソナタを録音しました!
クラリネット・ソナタといえば作品120の2曲ですがここではヴァイオリン・ソナタ第2番をコリンズ編曲によるクラリネット版で収録しており「3つのクラリネット・ソナタ」というアルバム・タイトルが付けられています。
コリンズ編のヴァイオリン・ソナタ第2番は実に優美。全楽章を通じ穏やかで温かい空気を持つ作品ですが、クラリネット版でも非常に美しい世界が広がります。
クラリネット奏者のリヒャルト・ミュールフェルド(1856-1907)の演奏を聴き創作意欲を取り戻し書き上げたのが2つのクラリネット・ソナタです。枯淡の味わいをもつブラームス晩年の傑作を2人の名手による演奏で聴けるのは非常に喜ばしく、新時代の決定盤登場と申せましょう!
キングインターナショナル【曲目】
ブラームス:
(1)ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100(マイケル・コリンズ編曲によるクラリネット版)
(2)クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1
(3)クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120-2【演奏】
マイケル・コリンズ(クラリネット/B flat: Yamaha Artist Model SE)
スティーヴン・ハフ(ピアノ/C. Bechstein model D)【録音】
セッション録音
2020年6月19-21日
ヘンリーウッドホール(ロンドン)エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ