VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

イタリアのオケをかくも自由自在に操り、 自己の音楽の中に引き入れるとは! 1952年ローマでの巨匠の《田園・運命・英雄》を 世界初のSACD-Hybrid化!

ローマのフルトヴェングラー《田園・運命・英雄》
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 、 ローマRAI交響楽団

タワーレコード

 

 

1952年1月、フルトヴェングラーがイタリアを楽旅したときの、ローマ・イタリア放送(RAI)用ライヴ。RAIが録音スタジオとして使用していたRAIオーディトリアム・フォロ・イタリコ(Auditorium Rai del Foro Italico)での収録。10日の「田園」と「運命」、19日の「英雄」がローマ・イタリア放送交響楽団を指揮して披露されています。聴衆を入れての燃える巨匠のライヴ、それも極めつけのベートーヴェン!「英雄」の最後にはブラボー連発の大拍手が40秒を超えて収録されています。今回、この「田園」「運命」「英雄」の3曲を2SACDハイブリッド化!イタリアのオケということで、軽く見られがちですが、どうしてどうして、ここに聴かせる音楽はまさにフルトヴェングラー!かつて宇野功芳もローマでのこの3曲について「オーケストラの能力、あまりにデッドな録音というような不備を超えて、晩年の彼の深い、スケール雄大な表現が身に迫って来る名演であり、実演ということでいっそう高い価値を有している」(『フルトヴェングラーの名盤』1977
年芸術現代社刊より)と高く評価しております。

ミラノ・ディスコス社がローマ・イタリア放送局に残されていた放送用原盤から復刻した音質はスクラッチ・ノイズが少し残っているものの総じて明瞭、良好です。
キング関口台スタジオでアナログ・マスターテープ(2トラック、38cm/秒速)から丁寧にデジタル・リマスタリングを施した世界初のSACD化にご期待ください。

SACD層は収録可能時間を活かし、「田園」全楽章(46:48)と「運命」全楽章(36:55)を1枚目のディスクに収録しています。
キングインターナショナル

【曲目】
ベートーヴェン:
1. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
2. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
3. 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

[SACD層]
Disc1: 「田園」「運命」
Disc2: 「英雄」

[CD層]
Disc1: 「田園」全楽章+「運命」第1・2楽章
Disc2: 「運命」第3・4楽章+「英雄」全楽章

【演奏】
ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ローマ・イタリア放送交響楽団

【録音】
1952年1月10日(田園、運命)、19日(英雄)
RAIオーディトリアム・フォロ・イタリコ、ローマ
(放送用ライヴ)

 

  

 

 

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