VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

第二次世界大戦中の1940年にドイツ軍の捕虜となったメシアンが収容所で書いた「世の終わりのための四重奏曲」デンマーク国立交響楽団のメンバーらがDXD352.8kHz/32bitでの録音

Olivier Messiaen
Quatuor pour la fin du temps (Quartet for the End of Time)

メシアン: 世の終わりのための四重奏曲
クリスティーナ・オストラン 、 ジョニー・テシエ 、 ヘンリク・ダム・トムセン 、 ペア・サロ

タワーレコード

 

メシアンの最も有名な作品の一つ「世の終わりのための四重奏曲」は、第二次世界大戦中の1940年にドイツ軍の捕虜となったメシアンが収容所で書いた作品。そこで出会った音楽家チェリストのエティエンヌ・パスキエとクラリネット奏者アンリ・アコカ、ヴァイオリン奏者ジャン・ル・ブレール、そしてメシアン自身のピアノのために書かれており、メシアンが愛する鳥の声や神への賛美が至るところに顕れる名作に仕上がっています。
デンマーク国立交響楽団(DR放送交響楽団)のコンサートマスター、クリスティーナ・オストランと首席クラリネット奏者ジョニー・テシエ、同じく首席チェロ奏者ヘンリク・ダム・トムセンの3人に加え、デンマークを拠点に活動するピアニスト、ペア・サロは、この曲をコンサートで何度も演奏しており、満を持しての録音となりました。DXD352.8kHz/32bitでの録音、マルチ・チャンネルを含むSACDでの発売です。
ナクソス・ジャパン

【曲目】
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
1. 水晶の典礼
2. 世の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ
3. 鳥たちの深淵
4. 間奏曲
5. イエスの永遠性への賛歌
6. 7つのトランペットのための狂乱の踊り
7. 世の終わりを告げる天使のための虹の混乱
8. イエスの不滅性への賛歌

【演奏】
クリスティーナ・オストラン(ヴァイオリン)
ジョニー・テシエ(クラリネット)
ヘンリク・ダム・トムセン(チェロ)
ペア・サロ(ピアノ)

【録音】
2020年6月6、7日
Carl Nielsen Hall in Odense Concert Hall(デンマーク)

 

 

ライヴ演奏の模様


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