VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

祈りに満ちたシャコンヌ 最晩年の記録を含むコーガンの至芸 SACDで登場 「ライヴ・イン・パリ 1977&1982」

ライヴ・イン・パリ 1977&1982
レオニード・コーガン 、 エマニュエル・クリヴィヌ 、 フランス放送新フィルハーモニー交響楽団

タワーレコード

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Global Culture Agency

Spectrum SoundからCDでリリースされたものの廃盤となっているタイトルを、Global Culture AgencyがライセンスしてSACD化。フランス国立視聴覚研究所(INA)所有のオリジナル音源(24bit/192kHz)から、国内で独自リマスターを施して商品化しています。
コーガンの貴重なパリ・ライヴ。まずは1977年、ベートーヴェンの協奏曲は温かみのあるふくよかなコーガンの独奏と、元ヴァイオリニストであった指揮者クリヴィヌらしいソリストに十分配慮した好サポートが、互いにみごとに高まり合う名演。アンコールも極上です。そして1982年、死の直前に娘ニーナのピアノ伴奏で行われたリサイタルはさらに貴重な録音で、ブックレット所収の平林直哉氏による解説では「最晩年の澄み切った世界を思わせるような、心にしみいる演奏」とあります。無伴奏の『シャコンヌ』も忘れがたい感動の名演!
キングインターナショナル

【曲目】
(1)〈ライヴ・イン・パリ1977〉
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より サラバンド(アンコール)

(2)〈ライヴ・イン・パリ1982〉
シューベルト:ヴァイオリン・ソナチネ 第3番 ト短調 D.408
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934
ブラームス:F.A.E.ソナタより スケルツォ ハ短調 WoO2
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より シャコンヌ
パガニーニ:カンタービレ ニ長調 Op.17
ファリャ(コハンスキー編):スペイン民謡組曲
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より 仮面(アンコール)

【演奏】
(1)エマニュエル・クリヴィヌ(指揮)、フランス放送ニュー・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ニーナ・コーガン(ピアノ)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)

【録音】
ライヴ録音
(1)1977年2月18日/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(ステレオ)
(2)1982年10月20日/シャンゼリゼ劇場、パリ(ステレオ)

 

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