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SACDに特化した偏屈ブログ

エレナ・パパンドレウ、BISレーベル第4弾はマノス・ハジダキスのギターのための歌曲編曲集

Paper Moon -Songs arranged for Guitar : Elena Papandreou

ペーパームーン』~マノス・ハジダキス: ギターのための歌曲編曲集
エレナ・パパンドレウ

タワーレコード

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SACDハイブリッド盤。「ワシントン・ポスト紙」から「ギターの詩人」と呼ばれたアテネ生まれのエレナ・パパンドレウのBISレーベル第4弾!ニキータ・コシュキンのギター作品を弾いた第1作(BIS-1236)につづいて録音した『エレナ・パパンドレウ、ローラン・ディアンスを弾く』(BIS-1366)は、「われわれの時代のもっともインスピレーション豊かなギター作品の決定的な演奏が含まれる」(Classical Guitar Magazine)といった好評を得てきました。

ペーパームーン』と題した新作は、彼女が若いころから友人たちに歌っては感動させたというマノス・ハジダキス(1925-1994)の作品とキューバのレオ・ブローウェル(1939-)の作品によるプログラムが組まれました。ハジダキスは、映画『日曜はダメよ』の主題歌が1961年の第33回アカデミー賞歌曲賞を受賞し世界的に知られ、映画音楽の作曲を手がけるとともに多くのポップソングを作りました。このアルバムでパパンドレウは、ハジダキスのポップソングの中からフランスの有名なギタリストで作曲家のローラン・ディアンス(1955-2016)と彼にパリ国立高等音楽舞踊学校で学んだギリシアのギタリスト、オレスティス・カランパリキス(1981-)による「ギター編曲」の12曲を演奏しています。
ディアンスが1997年の初めてのギリシア・コンサートでアンコールに弾いた《The Postman Is Dead(郵便配達夫は死んだ)》と彼がカランパリキスに手稿譜を献呈した《Wide Open Sea(大海原)》。ロマンティックな夜の香りの《Paper Moon(ペーパームーン)》。現代ギリシア社会を批判した《The Urchins down in the Meadow(草地の浮浪児たち)》。アテネを取り囲む山脈《Hymettus(ヒュメットゥス)》。女の悲しい物語《Noble Dame(高貴なご婦人)》。
恋する人をひとり想う《In This Boat(このボートの中で)》と《A Stroll to the Moon(月へ散歩に出かけよう)》。恋の歌《The Coachman(御者)》。恋に落ちたティーンエイジの娘の《I Have a Secret(わたしには秘密がある)》。40人の勇ましい若者がひとりの美女の心をつかもうとする《Little Rallou(かわいいラルー)》。「決して甘くはない」とカランパリキスが語る《Sweet Smell of Jasmine(ジャスミンの甘い香り)》。「ハジダキスの歌を一枚のアルバムに作る」というディアンスとの夢を引き継いだカランパリキスが10曲の編曲を手がけました。

プログラムの最後、ブローウェルがハジダキスの《Nanourisma(子守歌)》からインスピレーションを得て作曲しパパンドレウに捧げた《郷愁への前奏曲》が演奏されます。
キングインターナショナル

【曲目】
マノス・ハジダキス(1925-1994):
ペーパームーン
草地の浮浪児たち
ヒュメットゥス
郵便配達夫は死んだ*
高貴なご婦人
このボートの中で
月へ散歩に出かけよう
御者
わたしには秘密がある
かわいいラルー
大海原*
ジャスミンの甘い香り
[編曲:ローラン・ディアンス(1955-2016)*、オレスティス・カランパリキス(1981-)]

レオ・ブローウェル(1939):郷愁への前奏曲(2020)

【演奏】
エレナ・パパンドレウ(ギター)
[楽器 ギター:La Anorada, 1992, Jose Luis Romanillos]

【録音】
2022年2月6-10日
聖ニコデモ教会(ベルリン)

制作・録音エンジニア:マルティン・ナゴルニ


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