エルガー:交響曲第2番
尾高忠明 、 大阪フィルハーモニー交響楽団
尾高&大阪フィルのコンビによるエルガー第2弾。第1番ほどの壮麗さがないため初演からさほど脚光を浴びなかったこの交響曲も、エルガーが「自身をさらけ出した」という想念の深さで、今では名作として確固たる地歩を築いています。
尾高はオケの部厚い響きを基調に、「Nobilmente」(上品に、気高く)に、大きなエモーショナルを加え、一大叙事詩のようなスケールで謳い上げています。すでに、英国エルガー協会から「エルガーメダル」を授与されている尾高の、この作曲家への傾倒ぶりが全編に脈動し、熱きテンションのままに一気に聴き通すアルバムとなりました。
オクタヴィア・レコード【演奏】
尾高忠明(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団【録音】
2022年4月8-9日
大阪・フェスティバルホールにてライヴ収録