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SACDに特化した偏屈ブログ

情感豊か!ポッジャーとベザイデンホウトによるC.P.E.バッハ

C.P.E.バッハ: ヴァイオリン・ソナタ
レイチェル・ポッジャー 、 クリスティアンベザイデンホウト

タワーレコード

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Channel Classics

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コンサートでは度々共演しているレイチェル・ポッジャーとクリスティアンベザイデンホウトの共演による初めてのCDは、カール・フィリップエマヌエル・バッハの作品集。冒頭のト短調ソナタはまだ十代の頃に書かれ、父ヨハン・ゼバスティアン・バッハのフルート・ソナタBWV 1020によるものですが、そもそもエマヌエルの作品、あるいは父との習作なのではないかという可能性が濃厚なもの。この作品と、やはり十代に書かれたWq. 71ではベザイデンホウトチェンバロを演奏しており、フォルテピアノとは大きく違うその表現力に強いこだわりを持つ彼ならではのパフォーマンスで、ポッジャーのヴァイオリンと共に活き活きとした音楽を作り上げます。作曲家円熟期に書かれたほかの3曲では、ヴァイオリンとフォルテピアノが共によく歌い、たっぷりと情感豊かな表現で多感様式と呼ばれる作品の特性を十二分に引き出しながらも、すっきりとした後味を残すバランス感覚が素晴らしい出来栄えとなっています。
ナクソス・ジャパン

【曲目】
カール・フィリップエマヌエル・バッハ(1714-1788):ヴァイオリンと鍵盤楽器のためのソナタ

1-3. ソナタ ト短調 H. 542.2 ~チェンバロとヴァイオリン
4-6. ソナタ ハ短調 Wq. 78 ~フォルテピアノとヴァイオリン
7. アリオーソ イ長調 Wq. 79 ~フォルテピアノとヴァイオリン
8-10. ソナタ ロ短調 Wq. 76 ~フォルテピアノとヴァイオリン
11-14. ソナタ ニ長調 Wq. 71 ~チェンバロとヴァイオリン

【演奏】
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン/ジェノヴァのペザリニウス1739年製作楽器)
クリスティアンベザイデンホウト
(フォルテピアノ/ウィーンのアントン・ヴァルター1805年頃製作楽器に基づくポール・マクナルティ2008年製作再現楽器)
(チェンバロ/パリのパスカルタスカン1769年製作楽器に基づくキース・ヒル2010年製作再現楽器)

【録音】
2022年5月 セント・ジョンズ教会、アッパー・ノーウッド、ロンドン
収録時間:73分

 

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