VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ジェネシス 侵入

トレスパス(侵入)(DVD付)(紙ジャケット仕様)

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ディスク 1
-SACD-
1 ルッキング・フォー・サムワン
2 ホワイト・マウンテン
3 ヴィジョンズ・オブ・エンジェルズ
4 スタグネーション
5 ダスク
6 ザ・ナイフ

ディスク 2
-DVD-
1 ルッキング・フォー・サムワン
2 ホワイト・マウンテン
3 ヴィジョンズ・オブ・エンジェルズ
4 スタグネーション
5 ダスク
6 ザ・ナイフ
7 -映像特典- リイッシュー・インタビュー2007

SACD2008  ハイブリッド マルチチャンネル +DVDオーディオ、ビデオ


1970年の事実上1stアルバム(その前のポップアルバムは無かった事にしている所はムーディブルースと事情が似ている)
二十歳そこそこの連中の作品とは思えない完成度。素晴らしいオープニングからゾクゾクする

しかし、この後の洗練度に比べればまだ田舎臭さはある。全面に押し出されたキーボードと劇的なヴォーカルがプログレサウンドを作り上げているが、リズム隊の弱さは否めない。がその素朴さがかえって良かったりもする。個人的に英国的ファンタジーワールドが堪能できて最高
初期ジェネシスプログレファンでさえ「音が古い」という理由から敬遠する人もいるそうだが、SACDで劇的に蘇っているのでぜひとも聴いて欲しい。リイシューですが、SACDの場合は新譜といっていい。

日本盤はどうにも高い価格設定ですが、この内容を突きつけられたら文句は出ないだろう。それほど素晴らしい。CD、SACDステレオ、SACDサラウンドに加えDVDオーディオでDTS、デジタルドルビー、がそれぞれステレオ、サラウンドで楽しめます。当時のライヴ映像が収録されてないのがマイナスポイントではあるものの・・無かったんだろうな

このアルバム発表後ギターのアンソニー・フィリップスとドラムのジョン・メヒューは脱退。
これほどの傑作を作っておきながら、次では・・・・

今回のSACD化5タイトルの中では一番後回しでもいいかもしれないが(もちろん時代を追いにこれからでもいい)無視できる内容ではない重要作。



PETER GABRIEL : Lead Vocal, Flute, Accordion,tambourine, Bass Drum
ANTHONY PHILIPS : Guitar, Dulcimer, Vocals
ANTHONY BANKS : Organ, Piano, Mellotron, Guitar, Vocals
MICHAEL RUTHERFORD : Guitar, Bass, Cello, Vocals
JOHN MAYHEW : Drums, Percussion, Vocals
PRODUCE BY JOHN ANTHONY

REMASTERED at METOROPOLIS
REMASTERED by トニー・カズンズ