ディスク 1
-SACD-
1 ザ・ミュージック・ボックス
2 フォー・アブセント・フレンズ
3 ザ・リターン・オブ・ザ・ジャイアント・ホグウィード
4 セヴン・ストーンズ
5 ハロルド・ザ・バレル
6 ハーレクイン
7 ザ・ファウンテン・オブ・サルマシス
ディスク 2
-DVD-
1 ザ・ミュージック・ボックス
2 フォー・アブセント・フレンズ
3 ザ・リターン・オブ・ザ・ジャイアント・ホグウィード
4 セヴン・ストーンズ
5 ハロルド・ザ・バレル
6 ハーレクイン
7 ザ・ファウンテン・オブ・サルマシス
8 ＜映像特典＞ リイッシュー・インタビュー2007
ＳＡＣＤ２００８ ハイブリッド マルチチャンネル ＋ＤＶＤビデオ、オーディオ
オーディションでスティーヴ・ハケット（ｇ）、フィル・コリンズ（ｄｓ）を迎え黄金のラインナップが完成。前作で魅せた高い音楽センスに確かな成長を見せプログレッシヴ・ジェネシスの本格始動。当時各レコード会社が腐心していた邦題もやや悪乗り系だが、独特の世界観を上手く表現しているとも言える。
オープニングから１０分を越える大作ですが、まるで長さを感じない見事な展開と構成力。類稀なる表現者のガブリエル、ハケットの押し引きが絶妙なギタープレイ、バンクスのメロトロンが叙情的にドラマティックに盛り上げる。そしてコリンズ加入でラザフォードのプレイもより生き、リズム隊強化がこのバンドを一段押し上げたのは間違いない。個人的には哀愁爆裂６が好き。やや大仰すぎて聴き疲れするきらいもあるがそこは好みの問題だろう
それにしてもメロトロンとＳＡＣＤの相性は抜群だ。ムーディーブルース、ジェネシスと来たら是が非でもキングクリムゾンはお願いしたい。。ピンクフロイド「炎～あなたがここにいてほしい」バークレイ・ジェイムス・ハーヴェストもＳＡＣＤ化の話が。。カンタベリー系もよろしくお願いします
音質はクリア。サラウンドもかくあるべしの極上もの。ＤＶＤも画像が凝っててジェネシスワールドに引き込まれてもう最高の気分。私はこのシリーズはＢＯＸで入手し２万円近い金額を払ったがまったく高いとは思わなかった。それほど素晴らしい仕事。１０００円でもカスだと高く感じる。
海外盤はプラケース、国内盤は紙ジャケ仕様。ＤＶＤの字幕、解説、歌詞対訳、そして紙ジャケに価値を見出せる人ならば国内盤でもけして高くないだろう。（私はそれらはいらないので輸入盤です）
しかし、ＳＡＣＤ単体で国内盤２８００円くらいでもっと気軽に買えてたら、その凄い出来でもっとＳＡＣＤに引き込めたのにな～・・・
1971年作品
PETER GABRIEL : Lead Vocal, Flute, tambourine, Bass Drum
STEVE HACKET : Guitar
TONY BANKS : Organ, Mellotron, Piano, Electric Piano, Guitar, Vocals
MICHAEL RUTHERFORD : Guitar, Bass, Vocals
PHIL COLLINS : Drums, Percussion, Vocals
PRODUCE BY JOHN ANTHONY
ＲＥＭＡＳＴＥＲＥＤ ａｔ ＭＥＴＯＲＯＰＯＬＩＳ
ＲＥＭＡＳＴＥＲＥＤ ｂｙ トニー・カズンズ
