VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ジェネシス ザ・ラム・ライズ・ダウン・オン・ブロードウェイ 眩惑のブロードウェイ

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ディスク 1
SACD
1 ザ・ラム・ライズ・ダウン・オン・ブロードウェイ
2 フライ・オン・ア・ウィンドシールド
3 ブロードウェイ・メロディ・オブ・1974
4 カッコー・コクーン
5 イン・ザ・ケイジ
6 ザ・グランド・パレード・オブ・ライフレス・パッケージング
7 バック・イン・N.Y.C.
8 へアレス・ハート
9 カウンティング・アウト・タイム
10 カーペット・クロール
11 ザ・チェンバー・オブ・32ドアーズ

ディスク 2
1 リリーホワイトリリス
2 ザ・ウェイティング・ルーム
3 エニウェイ
4 ヒア・カムズ・ザ・スーパーナチュラル・アナスセイスト
5 ザ・ラミア
6 サイレント・ソロウ・イン・エンプティ・ボーツ
7 (1)ザ・コロニー・オブ・スリッパーメン (2)アライヴァル (3)ア・ビジット・トゥ・ザ・ドクター (4)レイヴン
8 ラヴィーン
9 ザ・ライト・ダイズ・ダウン・オン・ブロードウェイ
10 ライディング・ザ・スクリー
11 イン・ザ・ラビッズ
12 イット

SACD2008  ハイブリッド  マルチチャンネル +DVDオーディオ、ビデオ
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メンバー間での意見の相違からピーター・ガブリエルが脱退。再度戻る条件として自分のアイデアの丸呑みを提示する。そして生まれたのがプエルトリコ人少年ラエルの精神世界での自分探しの旅という2枚組みコンセプトアルバムの本作。内容が難解という評価もあるが、内容を理解しようとして聴くのではなくただただ音世界に没頭すれば良いと個人的には思う。対訳を見ても細かいニュアンスなど我々日本人にはどうしても伝わらないだろう。身構えず、良い曲が沢山入ったアルバムで良い。入ればその先にどう進むかは貴方次第だ

アルバム毎に「これが最高傑作」と思わせながらも次作ではまた違うフィールドでの成長と高いクオリティを突きつけてくるのだからジェネシスというバンドは凄かった。そして本作でピークに達し崩壊する。
・・・さもありなん・・・そう思わずにいられないほどエネルギーが詰まったアルバム。ガブリエルの高すぎるテンションに他のメンバーが着いて行けなくなったのかな?なんて想像してしまう

今回のリイシューで初めて本作に触れた方、おそらく10~20年後に本作との出会いの思い出を語るだろう。10年後、初めて聴いた時の感想とどう変化しているか・・・人間としての成長が、または老いが、音楽に対する接し方受け取り方にどう変化をもたらすのか・・・

自分探しの旅に出ようか・・・いや、見つからないな
だって、自分は探すものじゃなくて作り出すものだから・・・

い・いかん・・いつのまにか精神世界に入っていた・・これが本作が難解と言われる所以か??
大傑作


viva!SACD推奨アルバム

1974年作品
PETER GABRIEL : Lead Vocal, Flute
STEVE HACKET : Guitar
TONY BANKS : Keyboards
MICHAEL RUTHERFORD : Guitar, Bass
PHIL COLLINS : Percussion, Vocals
PRODUCE BY JOHN BURNS, GENESIS
5.1chsurround and stereo mixes;Nick Davis

REMASTERED at METOROPOLIS
REMASTERED by トニー・カズンズ