VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

TOKU  30

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1. ハロー,イッツ・ミー
2. ラヴァーズ・オア・ナッシング・アット・オール
3. アイ・ゲット・ロスト・イン・ユア・アイズ
4. ザット・ガール
5. ザ・ナイト・ウィ・コールド・イット・ア・デイ
6. ザ・リヴァー・フローズ・イントゥ・ザ・ナイト
7. ロバータ
8. ホエア・オア・ホエン
9. イッツ・イン・ミー
10. キャメル・ソング
11. スターダスト

SACD2004  CD/SACDハイブリッド  ステレオ

ヴォーカル&フリューゲルホルン奏者、TOKUの2004年発表の5thアルバム.タイトルの「30」は年齢との事

08年作「LOVE AGAIN」は捨て曲なしの優良ヴォーカルアルバムでしたが、こちらはよりジャジーに、全曲ヴォーカル入りですが、フリューゲルホルン奏者の面でも楽しめるアルバム。個人的にはこちらが落ち着いて聴けて心地良いが一般的には地味かも知れない

2、3、7、9はTOKUオリジナル。こちらも美味なのが高評価。特に3、7が好き

また豪華メンバーでインストパートが実に美味。5での世界的ピアニスト山本剛は極上。大半の曲でプレイする秋田慎治もティファニーアメイジング・グレース」でも感じたが良いピアニストだ。
作曲家として6を提供している大坂昌彦のドラムも6、11で聴ける。10での五十嵐一生とTOKUのトランペットとフリューゲルホルンの競演もたまらない。フリューゲルホルンも欲しいな~
11では石井彰(p)金澤英明(b)の日野皓正クインテットのメンバーに大坂、TOKUの歌唱も素晴らしくアルバムの締めくくりとしてグッと盛り上げて「もっと聴きたい!」欲求をくすぐる所がニクい

すでに多くのファンを獲得しているが、より一般的にブレイクする可能性も多いにある。珍しい男性ヴォーカルという点でも応援したい

エンジニアはソニー御馴染みのメンツ。プロデューサーはKOZO WATANABE&TOKU、レコーディング・ミックスはTOM SUZUKI、マスタリングはMACHIKO SUZUE

ダイナミックレンジを生かした音作りで、音量をグッと上げると芳醇な香りが漂うかの様な音の温かみと広がりが良い


TOKU(vo,flh)
秋田慎二、石井彰、中村真、山本剛(p)
荻原亮(g)
佐藤恭彦、金澤英明(b)
藤井信昭(ds)
大坂昌彦(ds)
五十嵐一生(tp)