VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

マーヴィン・ゲイ  what’s going on

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1. What's Going On
2. What's Happening Brother
3. Flyin' High (In The Friendly Sky)
4. Save The Children
5. God Is Love
6. Mercy Mercy Me (The Ecology)
7. Right On
8. Wholy Holy
9. Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)


SACD2009  CD/SACDハイブリッド  ステレオ



1971年、ベトナム戦争公民権運動や環境問題など大きな社会的テーマをコンセプトにした大傑作アルバムであり、マーヴィン・ゲイ初のセルフ・プロデュース作品

近代音楽史において最重要に位置するアルバムをMobile Fidelity がSACD化。マスタリングはROB LOVERDE


従来のモータウンのシンガー、コンポーザー、プロデューサーという分業制を打ち破った作品であり、録音技術の向上による多重録音がマーヴィンが単にシンガーでなくのサウンド・クリエイターとして羽ばたかせた

マーヴィン・ゲイ=ソウル・ミュージックではあるが、それだけで彼を評価するのはあまりに勿体無い。
ジャズ、ドゥーワップ、ポップスの要素が溶け込んだオリジナリティな歌唱、オーケストラストリングス、それにモーグ(の使用はこの後、スティヴィー・ワンダーから譲られてからですが)やメロトロン(6の最後にそれと思われる音有り)といったシンセサイザーを駆使したプログレとも通じる浮遊感のあるサウンド

マイルス・デイビスマイルス・デイビスビートルズビートルズ、キングクリムゾン=キングクリムゾンと同様ジャンルを飛び越えたマーヴィン・ゲイ彼そのものがジャンル


これまで様々な仕様で何度も国内再発された名盤ですが、これは最高の出来栄え。しかもこれまでのリイシューSACDアルバムの中でもトップクラスの至福の36分間。さすがモービル!!


すでに高値が付いている様なので、出来るだけ早めにゲットしておきたい(ちなみに私は2800円弱でゲット)



「お父さん、お父さん、冷静にいこう  争いは答えにならない  憎しみに打ち勝てるのは 愛だけなんだから」と歌う名曲1

1984年4月1日、マーヴィンは両親の夫婦喧嘩で母の方を持ち、父に射殺されている

Bob Babbitt(Bass), Chet Forest(Drums), Earl Van Dyke(Guitar), Eli Fountain(Sax (Alto)), James Jamerson(Bass), Joe Messina(Guitar), Marvin Gaye(Drums、Keyboards、Piano、Vocals), Robert White(Guitar), Wild Bill Moore(Sax (Tenor)), David Van De Pitte(Arranger), Marvin Gaye(Producer), Alana Coghlan(Design), Curtis McNair(Art Direction), David Van De Pitte(Conductor), Hendin(Photography), John Matousek(Mastering), Katherine Marking(Design), Marvin Gaye(Liner Notes), Marvin Gaye(Main Performer), Rob LoVerde(Mastering), David Van De Pitte(Orchestral Arrangements)