VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

マイルス・デイビス  ラウンド・アバウト・ミッドナイト

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1. ラウンド・ミッドナイト
2. アー・リュー・チャ
3. オール・オブ・ユー
4. バイ・バイ・ブラックバード
5. タッズ・デライト
6. ディア・オールド・ストックホルム


SACD2007  CD/SACDハイブリッド  モノラル
HMV
タワーレコード
アマゾン
山野楽器


その日は朝から夜だった
      


破格の契約金で大手レコード会社コロンビアと契約。移籍第一弾アルバム1955-56年録音

音楽好きならジャンルを問わず聴いておきたい名盤「カインド・オブ・ブルー」と並ぶ大好きなアルバム

私の中で「超名曲」を定義するならば、『一瞬にして空気変わる』ほどの存在感。大変抽象的な表現で申し訳ないが、セロニアス・モンクの1が始まったとたんに朝だろうが昼だろうが、一瞬にして「真夜中」になる。身震いするほどの音。

師匠チャーリー・パーカーの2、コール・ポーターの3、スタンダード4、タッド・ダメロンの5、スウェーデンのトラディショナルソング6と古い曲(56年当時としても)が並ぶが2009年の今聴いても新しい

書きたい事は山ほどあるが、私の知識や文才では表現が難しい。とにかく素晴らしい。全曲大好きです


マイルス以後のジャズのみならずロックからヒップホップに至るまでマイルスの影響は大なり小なり、直なり間なりで必ず受けているといっていい。あくまで個人的にですが、マイルスはヘヴィメタルの源流とも言える。ダークで、いかにも「悪」な雰囲気がたまらない(育ちはいいんですけどね)。
「マイルスってジャズだろ?関係ないね」と思わず、是非とも聴いていただきたい。貴方の好きなアーティストの何かが新たに見えてくるかもしれないですよ


是非ともSACDの素晴らしい音で味わっていただきたい(「カインド・オブ・ブルー」の欄参照)

recommend this SA-CD



original recordings produced by GEORGE AVAKIAN
reissue produced by BOB BELDEN

original recording engineer :FRANK LAICO
mastered with 24-bit super bit mapping by MARK WILDER