VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

井上陽水&安全地帯 スターダストランデヴー

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1. 青空
2. デリカシー
3. エクスタシー
4. プルシアンブルーの肖像
5. 帰れない二人
6. 夕立
7. リバーサイド・ホテル
8. ジェニー My Love
9. 夏星屑
10. 夢の中へ
11. 飾りじゃないのよ涙は
12. 夏の終りのハーモニー

2004  CD/SACDハイブリッド(通常CDで再生可) ステレオ/マルチch


お近くの方は是非ご注文ください・・・山野楽器自由が丘店03(5726)2371

ここに収録されたコンサートは
1986年8月20日・21日
神宮球場に於ける初の音楽イベント、井上陽水と安全地帯のジョイント・コンサート”スターダスト・ランデヴー”をライヴ・レコーディングしたものである
人気・実力共に第一線で活躍中である2大アーティストの初共演は、過去に安全地帯が井上陽水のバックバンドを務めていたことから実現した。
最初で最後のこのコンサートの為に、270日間の日数と1200人の警備員と800人のスタッフが携わった。尚、観客動員数は、計6万人であった

 
日本で歌の上手いミュージシャンの代表格のおふたり。これほど贅沢なジョイントはそうあるものではない、つくづく80年代の日本は面白かったと思う

SACD効果はやはりふたりの抜群の歌の上手さが俄然極上に味わえる事に尽きる。
1曲目で玉置浩二のヴォーカルは入ると男の私でさえクラ~っとくる。観客の黄色い声援も理解してしまう。90年代の「田園」路線の玉置も良かったが、この時期の色気は唯一無二の魅力だと思います

前半は玉置、中盤から井上陽水が絡み
陽水&忌野清志郎の5をデュエット。「もう星は帰ろうとしている、帰れないふたりを残して」の歌詞が現実となっているのが感慨深い

帰れない二人 井上陽水&安全地帯


後半は陽水のソロ。上手さと個性という両立の難しい事を難なくこなす天才でありどの時代でも輝いている。ただ、陽水の魅力はこういったスタジアム級よりも狭い箱で「陽水ワールド」に浸る方があっているのではないかな、とも思う

ラストはふたり名義の名曲。極上。

井上陽水 玉置浩二 夏の終わりのハーモニー


CDでは埋もれたり重なったり潰れたりしてしまうふたりのヴォーカルもSACDでは分離して美しいハーモニーが聴ける。ゾクゾクします。尚、DVDとは収録内容が違います

贅沢な時間はあっと言う間に終わる。2枚組みでも3枚組みでもいいから完全版が聴きたい

今年の夏の終わりは何年経っても色あせないふたりの極上ヴォーカルをSACDで迎えてみてはいかがでしょうか?


レコード製作スタッフ

エグゼグティブ・プロデューサー・多賀英典
プロデューサー・星勝
プロデューサー・金子章平
ディレクター・近藤由紀夫
レコーディングミキサー・諸鍛冶辰也
アシスタントミキサー・中鉢原九郎正綱
スペシャル・サンクス・田中信也(s・c・i)

演奏者

井上陽水
玉置浩二
武沢豊
六土間正
矢萩渉
田中祐二
中西康晴
川島祐二

最上三樹生(midi operator by ANZENCHITAI)

SACDはユニバーサルからの発売ですが
マスタリングはソニー阿部允泰
DSDエンジニアもソニー井上滋


5.1chサラウンド収録ですが、事情によりまだ聴けていません
マルチchソフトは後日マルチch特集を組んでレヴューする予定です