ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団(RCO)とバイエルン放送交響楽団とふたつの世界有数のオケに君臨する、時代の帝王ヤンソンスの放つ「RCO Live」最新アルバムは、2008年秋の来日公演曲目にも組まれていたムソルグスキーの『展覧会の絵』。その3度目の来日に先がけて、楽団創立120周年を迎えた同じ年に本拠地コンセルトへボウで収録されたもので、このたびは特別にグーンとお求め易い価格での緊急リリースが決定いたしました。
「管弦楽法の天才」ラヴェル編曲による『展覧会の絵』はコンサートの花形ともいえる人気のレパートリーだけに、さすがに名門RCO ともなればレコーディングも豊富な点数を誇ります。ステレオ期に限定しても、RCOは1962年9月にハイティンクとセッション録音、1979年11月にはコリン・デイヴィスとセッション録音、さらに1986年8月にシャイーとセッション録音という具合に、なかでも過去2代に渡る首席指揮者ハイティンクとシャイーはいずれも就任前後の早い段階で録音をおこなっています。それでも気がつくと、RCOによる『展覧会の絵』の新録音としては、前回より23年もの歳月が経過している事実には驚かされます。
いっぽうのヤンソンスも、ポスト就任より5年、いまここに首席指揮者たる勲章とでもいうべき手兵RCOとの『展覧会の絵』によって、1988年8月のオスロ・フィルとのセッション録音以来、じつに20年ぶりの再録音を果たしたことになります。
ここでのヤンソンスの語り口のうまさは言うに及ばず、なにしろRCOといえば、華麗、繊細、陰影といかなる色彩の表現にかけても天下一品で知られるとおり、このようにオーケストラ・サウンドの醍醐味が満点の『展覧会の絵』ほどの作品ではなおのこと、その違いは歴然。黄金のブラスを象徴する冒頭の輝かしいトランペットから、首席奏者たちの名人芸が光るさまざまな性格的なナンバーを経て、やがて「キエフの大門」に至るまで、まばゆいばかりの大音響絵巻が繰り広げられているとみて間違いないものとおもわれます。さらに、シリーズを通じてすでに高い評価を獲得している優秀録音もまた、あらためて大きなポイントとして挙げられます。(キングインターナショナル)
「管弦楽法の天才」ラヴェル編曲による『展覧会の絵』はコンサートの花形ともいえる人気のレパートリーだけに、さすがに名門RCO ともなればレコーディングも豊富な点数を誇ります。ステレオ期に限定しても、RCOは1962年9月にハイティンクとセッション録音、1979年11月にはコリン・デイヴィスとセッション録音、さらに1986年8月にシャイーとセッション録音という具合に、なかでも過去2代に渡る首席指揮者ハイティンクとシャイーはいずれも就任前後の早い段階で録音をおこなっています。それでも気がつくと、RCOによる『展覧会の絵』の新録音としては、前回より23年もの歳月が経過している事実には驚かされます。
いっぽうのヤンソンスも、ポスト就任より5年、いまここに首席指揮者たる勲章とでもいうべき手兵RCOとの『展覧会の絵』によって、1988年8月のオスロ・フィルとのセッション録音以来、じつに20年ぶりの再録音を果たしたことになります。
ここでのヤンソンスの語り口のうまさは言うに及ばず、なにしろRCOといえば、華麗、繊細、陰影といかなる色彩の表現にかけても天下一品で知られるとおり、このようにオーケストラ・サウンドの醍醐味が満点の『展覧会の絵』ほどの作品ではなおのこと、その違いは歴然。黄金のブラスを象徴する冒頭の輝かしいトランペットから、首席奏者たちの名人芸が光るさまざまな性格的なナンバーを経て、やがて「キエフの大門」に至るまで、まばゆいばかりの大音響絵巻が繰り広げられているとみて間違いないものとおもわれます。さらに、シリーズを通じてすでに高い評価を獲得している優秀録音もまた、あらためて大きなポイントとして挙げられます。(キングインターナショナル)
録音時期:2008年5月22、23日、8月29日
録音場所:アムステルダム、コンセルトへボウ
録音方式:DSD(ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
録音場所:アムステルダム、コンセルトへボウ
録音方式:DSD(ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND