VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

リッキー・リー・ジョーンズ 「パイレーツ」

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1. We Belong Together
2. Living It Up
3. Skeletons
4. Woody and Dutch on the Slow Train to Peking
5. Pirates (So Long Lonely Avenue)
6. Lucky Guy
7. Traces of the Western Slopes
8. Returns

2009 SACD/CD HYBRID ステレオ


1979年、デビュー作「浪漫」でグラミー賞を受賞し一躍スターになったリッキー・リー・ジョーンズの81年2ndアルバム。




ランディ・ブレッカー、デヴィッド・サンボーン
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などなど、当時のワーナーの腕利きが一同に会した超豪華な顔ぶれ

それでいて埋没するどころか強烈な個性で輝くリッキー

独特な歌唱とキュートな声が彼女を可憐な美女と想像させるが、実は破天荒かつ破滅的なハチャメチャ人生から一気にスターダムに駆け上がり、それでも尚豪快人生を歩み続ける肝っ玉姉ちゃんである。当時の同棲相手がトム・ウェイツといえば分かる方は分かるかと・・

録音は初期デジタルなんだそうだ。当然16bit44.1khzなんでしょうが、ワーナーが総力を挙げての製作だっただけに録音自体が良いのでしょう、SACD効果は抜群。さすがはモービル
静寂感、余韻、細かいところですがこれが有る無しでは全然違いますね。聴後の満足感や幸福感が違う。普段は車でしか聴かないCD層もちゃんと聴いてみましたが、ディテールがすっぽり削げ落ちてるのに寂しさを感じます。
さすがに最新DSD録音の音源並とはいきませんが、初期デジタルであっても十分にSACD化する意義がある事を証明できたと思います

パフォーマンス★★★★★
音質★★★★
SACD効果★★★★☆
満足度★★★★
お薦め度★★★★☆
:名盤。ファンは当然SACDで聴いてみてほしいし、初めて接する人にこそ最高の音源で聴いてほしい。
ジャズ、ポップ、フォーク、ジャンル分けが難しい。リッキー・リー・ジョーンズというジャンルでよいでしょう。豪華演奏陣のパフォーマンスにも注目。個人的にはランディ・ブレッカーに痺れます


プロデュース:ラス・タイトルマン/レニー・ワロンカー
■アレンジ:ニック・デカロ
■主要参加ミュージシャン:ドナルド・フェイゲン/スティーヴ・ガッド/アーニー・ワッツ/バジー・フェイトン/ディーン・パークス/ランディ・ブレッカー/スティーヴ・ルカサー/デイヴィッド・サンボーン/ニール・ラーセン/チャック・レイニー





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