さて残すとこあと少し・・2009
音楽産業全体で、今年は新録タイトルが激減しましたね。。不況の影響でしょうが、コストのかかる新録を避けてリイシューやBOXセットが目立ちました
ファンにとっては嬉しいプレゼントの場合もありますが、そういう物ばかりが注目を集めて新録が日の目を見ないのは音楽文化の緩やかな衰退でもあると思います。2010年は是非とも新録の、もちろん優れた作品が出てくる事を望みます(粗悪乱造での飽和状態はかえってマイナスですから)
と、いうわけで個人的に..
2009一番聴いたアルバムは・・・
でした。これは本当に何度も何度も聴きました。聴けば聴くほど良くなる。2010年も1位を獲るかも知れません。生涯のベストアルバムですね
しかし、これは08年11月発売ですので。。
09年発売に限ると・・・
ジョルディ・サヴァールとローレンス・キングの2人だけによるケルト音楽集。地味なんですが、これもスルメ度が高く、これをもっと良く聴いたいがためにオーディオへの投資も膨らんだという罪深きアルバム。
本当に良いアルバムで、しかもロックをSACDで出すという心意気が素晴らしい。安易な方向へ流れる世間に対する反骨心こそがロック。”寂光”も根底に流れる反骨心というキーワードは一致する。私のブログも反骨心でやってます(笑)
「SACDでロック/ポップが増えてほしい」と言いつつこのアルバムを聴こうとすらしないのなら、「それは無理です」としか言えない
「SACDでロック/ポップが増えてほしい」と言いつつこのアルバムを聴こうとすらしないのなら、「それは無理です」としか言えない
これもとても素晴らしい作品。小菅のスケールの大きなピアノに引き込まれる。録音も最高レベルでマルチも凄い。
Tchaikovsky: 1812 Overture Op.49, Marche Slave Op.31, Coronation March, etc / Valery Gergiev, Mariinsky Orchestra
ワレリー・ゲルギエフ 、 マリインスキー劇場管弦楽団
ワレリー・ゲルギエフ 、 マリインスキー劇場管弦楽団
今年は自主レーベル設立が目立つ年でもありました。中でもゲルギエフ率いるマリインスキーは優秀作品を連発してくれました。自主レーベルといっても演者も一流、エンジニアもグラミー受賞チームと一級品。特にこのアルバムは朝のテンションをブチ上げるには最適のアルバムでした。エキサイティングでスリリング
とりあえずこの4作品を
最近発売されたものでまだじっくり聴けていないものもありますので2~3月頃にはベスト2009を発表できたらなと思います