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SACDに特化した偏屈ブログ

イーデン・アトウッド Eden Atwood - Waves: The Bossa Nova Session

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1. He's A Carioca
2. O Pato
3. Meditation
4. Girl From Ipanema
5. Once Upon A Summertime
6. Don't You Know I Care
7. Waves (Caminos Cruzados)
8. Foot On The Hill
9. How Deep Is The Ocean
10. Brazil
11. It's A Quiet Thing


GRVSAM1012-3
Eden Atwood - Waves: The Bossa Nova Session

Eden Atwood (vocals)
Bill Cunliffe (piano and arrangements)
Darek Oles (bass)
Joe LaBarbera (drums)
Anthony Wilson (guitar)
Pete Christlieb (tenor saxophone and flute)
Scott Breadman (percussion)

 

2002 SACD/CDハイブリッド ステレオ・サラウンド



人気、売上げともに絶大なのはノラ・ジョーンズ"Come Away With Me"ですが、ことSACDとして満足いける音質かと問われれば疑問符が付く・・いやむしろあの1枚を聴いてSACDとは何ぞやとの答えを出されては困る。。もちろん内容は良いんですがね。
私が内容、音質、ともに優れたお薦めの女性ヴォーカルSACDをと問われれば間髪入れずにこの、イーデン・アトウッド”Waves: The Bossa Nova Session”の方をお薦めする。

 

メンフィス出身のジャズ・シンガーで、モデル・女優としても活躍経験もあるというだけあって美貌もかなりのものである。そんな彼女によるボサノヴァソングのカヴァー集(8はビートルズのカヴァー。絶品)
ボサノヴァというとキュートで軽やかなものというイメージもある方が多いかもしれないが、このアルバムは落ち着いた大人のムードが漂う。アナログ録音の濃い音が実にふくよかに、香ばしさを漂わせながら広がる。しゃがれた声が適度に耳に馴染む。そしてバックの演奏がこれまた実に美味である。
特にアンソニー・ウィルソンのギターとピアノのビル・カンリフのプレイには耳を奪われる。上質だ。

 

GROOVE NOTEという一般的には知られていないが、オーディオファンには御馴染みの高音質レーベルからの発売。Executive producerはYING TAN & SEBASTIAN KOH。produced by JOE HARIEY。engineered by MICHAEL C ROSS at record one SHERMAN OAKS 2002年3月25~29日、カリフォルニア録音。mastering DAVID GLASSER

 

裏ジャケには使用マイクロフォン、ケーブルなども記載されてますので好き者は是非(笑)


パフォーマンス:★★★★★
音質:★★★★★
サラウンド:★★★
お気に入り度:★★★★★
お薦め度:★★★★★
総合:94

 

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