VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

上岡プロジェクト始動! 2010年は「上岡イヤー」!

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2007年来日時のリリースに続き、上岡敏之ヴッパータール響シリーズ待望の第2弾を高音質のSACDで発売!

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家庭交響曲』は、その繊細な指揮ぶりでオペラさながらに情景を描き出す名演です!

2010年10月、上岡&ヴッパータール響による2度目の来日公演が決定! 2007年来日時のリリースに続くシリーズ第2弾にして「上岡イヤー」のキャンペーン開始を告げる2タイトル同時発売です。
 2009年4月の上岡の新日本フィルへの客演でも好評を博した演目R.シュトラウス家庭交響曲』。2009年には東京で3公演がプログラムされるなど、R.シュトラウスのオーケストラ曲の中でも最近とみに脚光を浴びているこの作品を、上岡は丹念に読み込んで、繊細な指揮ぶりを披露しています。
 2010年は上岡敏之を追いかけます!(コロムビアミュージックエンタテインメント


 録音時期:2009年4月19、20日
 録音場所:ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

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鬼気迫る集中力でつむぎあげる渾身のシューマン第4番!


 2010年が生誕200年のシューマンの傑作、交響曲第4番(ブラームスの名曲、ハイドンの主題による変奏曲をカップリング)では、記念イヤーにふさわしく、上岡がシューマンの音楽のイメージを覆す、衝撃の演奏を聴かせてくれます。
(コロムビアミュージックエンタテインメント


【収録情報】
ブラームスハイドンの主題による変奏曲 op.56a
シューマン交響曲第4番ニ短調 op.120
 ヴッパータール交響楽団
 上岡敏之(指揮)

 録音時期:2008年10月19、20日
 録音場所:ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND




上岡敏之 Toshiyuki Kamioka】
上岡敏之は、2004/2005年のシーズンより、ヴッパータール市の音楽総監督、ならびに交響楽団の主席指揮者を務める。ヴッパータールに就任する前は、8年間にわたり、ヴィースバーデンヘッセン州立歌劇場の音楽総監督として、成功を収めた。現在はザールブリュッケン州立歌劇場の音楽総監督も務める。
ヴッパータールでは、オペラ「リゴレット」を振って、オペラ指揮者として輝かしいスタートを切り、彼の高い音楽性と、きめ細かい解釈が、マスコミと聴衆双方に絶賛された。
上岡は、東京生まれ。東京芸術大学で、指揮、作曲、ピアノ、そしてヴァイオリンを並行して学んだ。1982年、名誉ある安宅賞を受賞。2年後には、ロータリー国際奨学生として、ハンブルク音楽大学に留学し、クラウスペーター・ザイベルに指揮を師事。キール市立劇場のソロ・レペティトール、およびカペルマイスターとして、歌劇場でのキャリアをスタートさせた。1992年から1996年まではエッセンの市立アールト劇場の第一カペルマイスターを務めた。
1998/1999年のシーズンより、ヘアフォートの北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団の主席指揮者も勤めている。また、バンベルク交響楽団、ケルン放送交響楽団(WDR)、中部ドイツ放送交響楽団(MDR)、バイエルン放送交響楽団シュトゥットガルト放送交響楽団NHK交響楽団読売日本交響楽団など、国内外で数多くのオーケストラに客演し、名声を博している。
上岡は、多忙な中、後進の育成にも力を注いでおり、1999年から2000年まではドイツ音楽協議会の指揮者フォーラムを主宰。すでに1987年から、ハンブルク音楽大学室内楽と伴奏の講師を務めているほか、2000/2001年には、フランクフルト音楽大学のオペラクラスの代理教授を引き受けた。2004/2005年の冬学期からはザールブリュッケン音楽大学の指揮科正教授の要職にある。2007年6月、第15回渡邉暁雄音楽基金音楽賞受賞。(コロムビアミュージックエンタテインメント

ヴッパータール交響楽団 Sinfonie Orchester Wuppertal】
ヴッパータール交響楽団の歴史は150年近くにおよぶ。初期の段階からオーケストラには、クララ・シューマン、ヨーゼフ・ヨアヒム、ヨハネス・ブラームス、マックス・ブルッフといった高名な音楽家ソリストや指揮者として登場し、名声を得ていった。
1900年(この当時、リヒャルト・シュトラウスも客演)から、シュターツ・ハレを本拠地として活動、今でも近隣のオーケストラがうらやむ立派な建物は、第二次世界大戦で焼け落ちたが、1995年12月に修復され、昔の輝きを取り戻している。エーリヒ・クライバーオットー・クレンペラーなどの偉大な指揮者たちも、ヴッパータールで音楽的キャリアの第一歩を踏み出している。
世界大恐慌の時代に、オーケストラを助けた音楽家の一人に、エルバーフェルト(ヴッパータール市の旧名)出身のハンス・クナッパーツブッシュがいる。後には、ゲオルク・ラティエン、フリッツ・レーマンマルティン・シュテファーニが指揮台に立った。22年間におよぶ、ハンス・マルティン・シュナイトに続いて、1986年から1996年の間は、指揮者であり、音楽学者でもあるペーター・ギュルケがオーケストラを率いてきた。一時的に任命されたシュテファン・クリーメからバトンを引き継ぎ、1998年から2004年までは、アメリカ人のジョージ・ハンソンが、ヴッパータール市の音楽総監督を務めた。
2004/2005年のシーズンからは、上岡俊之が新たにヴッパータール市の音楽総監督に就任。現在、オペラからコンサート、バロック音楽から現代音楽にいたるまで多岐にわたるレパートリーを誇っている。ドルトムントのコンツェルトハウスとケルンのフィルハーモニーに定期的に客演しているほか、ミュンヘン、パリ、ブレスラウ、トリノ、およびローマなどをツアーで訪れている。
ヴッパータール交響楽団は、アウトリーチ活動にも力を入れており、積極的にオーケストラが毎回様々な編成で学校を訪問、それぞれの楽器を紹介する「オーケストラにさわろう」といった企画が特に好評を得ている。(コロムビアミュージックエンタテインメント



優れた録音とサラウンドで信頼の厚いDENONレーベルからのリリースですので、非常に楽しみです。