VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

フォガット FOOL FOR THE CITY

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1. Fool for the City
2. My Babe
3. Slow Ride
4. Terraplane Blues
5. Save Your Loving (For Me)
6. Drive Me Home
7. Take It or Leave It
 
2008 SACD/CD HYBRID   ステレオ 
 
 
1970年に結成されたイギリス出身のバンド。でありながらアメリカンな泥臭いというか埃っぽいサザンロック的バンドで、やはりアメリカで主に活躍。いかんせん日本では地味で、モービルからのSACD化の本作もほとんど話題にはなっていない。私もこのSACDで初めて聴いた。
 
本作は75年発表の5作目でバンド最大のヒット・アルバム。
けっこうハードかつキャッチーで日本でももう少し人気が出てもおかしくない音だと思う。イメージとしては80年代、アメリカ進出をかけてブルースロックからアメリカンハードへの過渡期だったホワイトスネイクの「スライド・イット・イン」に近い。実際当時のアメリカツアーではフォガットの前座がホワイトスネイクだったりしている。初期から中期にかけてのホワイトスネイクが好きな人にはストライクだと思う。但しセクシーさは・・無い。あの時期のホワイトスネイクはデビカバにジョン・サイクスコージー・パウエルとセクシーかつキャラも立ってたましたからね。バーニー・マースデンやミッキー・ムーディーではあれほどヒットはしなかったでしょうから・・個人的な好みは「フール・フォー・ユア・ラヴィング」なんですけどね。(つい好きなバンドの話に逸れました)
また、AC/DCなんかのハードブギーが好きな人にもいけると思います(ファンはこちらの方が被っている模様)。
捨て曲も見当たらないし、かなりお気に入り盤になっています。
 
モービルのマスタリングで、やはり近年の傾向で派手にクリア感を強調するのでなく、時代感を損なわないアナログライクな音。ドラム、ベースの音がしっかりと存在感がある太さでこの手のサウンドはリズムが命なので気持ち良い。もちろん普段CDを聴いてる時よりボリュームを上げて聴く事をお薦めします。グワっと音が広がり、臨場感が増します。音量を上げてもハードな音が破綻せず煩くならずに迫力が増すSACDでロックは快感です。
 
ホワイトスネイクやシンリジィ、SACDになって欲しいなぁ。。できれば信頼できるモービルやアナプロがマスタリングして欲しい・・
 
Mastered at MOBILE FIDELITY SOUND Lab,
Sebastopol, CA by SHAWN R BRITTON on the GAIN 2 SYSTEM
 
 
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