VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

最近のヘビロテ

前に「バッハにはまってる」と書きましたが・・
 
やはりついついバッハに行ってしまいます
 
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前回、「81年デジタル録音」と書きました(という情報だったんです)が、あまりに音が良い。SACDの中でもトップクラスに優れた音質。いくらなんでも当時のデジタルでそれはない・・と思い調べ直したら・・ごめんなさい・・
やはりアナログ録音でした。初期PCMでここまでの深み広がりが出ません。しかも86年録音でした。。ちゃんと調べないといけませんね。2枚組みSACDなんで少々お高いですが、それでもこれはそれ以上の満足度です。
CD盤も出てますのでお気をつけください。PCM録音ならまだしも、アナログ録音はSACDで聴かないと勿体無いです。ストップボタンが押せない名盤です
 
 
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                     グレン・グールド バッハ「イタリア協奏曲」
 
1999年のシングルレイヤー盤です。このトキメキは何だろう・・・初恋の時のドキドキと幸福感が鮮やかに甦る様です。「難解」と取られがちなバッハですが、メロディの流れが美しいこの曲はとても取っ付きやすいのではないでしょうか?バッハも凄いしグールドも凄い・・
 
 
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バッハ以外でもバロックものに・・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で指揮者のヴィーラント・クイケンモントリオールバロックによるマレです。これまた味わい深い。ピリオド楽器SACDの相性は抜群です。カナダのATMAレーベルなんですが、私はこのレーベル2枚所有してますが、イケますね。北米はSACDが寂しい所ですが、そこからだけに余計に応援したくなります。
 
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前は土砂降りの雨の中で集中できなかったのですが、金曜の爽やかな春の陽気の中でのドライヴでかけたらこれが見事にはまりまして、う~んシューベルトはやはり午前中が似合うと。晴れやかな気分になります。もちろん家でちゃんと聴くのが最高ですけどね。音楽はいくら内容が良くても状況や気持ちが合わないと心には届きにくいものです。あの日の土砂降りはスレイヤー「レイン・イン・ブラッド」(もちろん非SACD)にしておくべきだった
 
 
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またバッハです・・実に美味でして、特にディスク2・BWV1050でのエガーによるチェンバロがもう・・高揚感がたまらなく快感な一枚です。クラシック好き以外にも、特に70年代ロック好きはバロックは合うと思うんですよね。影響を強く受けてますし。第一期ディープパープル、「聖なる歌」なんかがフェイバリットな方はバロックがストライクと断言しましょう。
 
 
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女性ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のヒレ・パールによるテレマン。前作は地味なので私は気に入ってますがあまり万人にお薦めは出来ないな~でしたが、今回はヴァイオリンなども入って取っ付きやすい。この手のモノには珍しく(?)高解像度で楽器の音色をリアルに表現してくれます。こういうのがバカ売れすると私は嬉しいが、そんな事は無い。
 
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マニアック系ばかりですみません・・これはロシアの超優秀録音レーベル、CARO MITISからの1枚。個人的にLINNや2Lといった高音質レーベルはやや「狙いすぎ」な感じがするのですが、あくまで自然なこのレーベルの音が好きですね。バロックチェロ2本とチェンバロによる演奏。余計な装飾の無い、すっぴんの音楽。
 
 
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バッハ「クリスマス・オラトリオ」に引き続き、バッハと並ぶバロックの重要作曲家ヘンデルのオラトリオ「メサイア」。実に素晴らしい。おそらく誰でも一度ならず何度も耳にしているであろう有名曲も出てきますし、音楽的、オーディオ的、さらにサラウンド的にも面白い。アーノンクール大好きです。私は何故かヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の指揮に惹かれる傾向にある