VIVA!SACD

VIVA!SACD

SACDに特化した偏屈ブログ

国内盤SACD新譜情報  JAPANESEピアニスト編

イメージ 1高橋多佳子ショパン・イヤーにおくる新プロジェクト「ショパンwithフレンズ」!
ショパンとその同時代に歩んだメンデルスゾーンの叙情的世界。
高橋多佳子、渾身のライヴ・レコーディング!

日本を代表するショパン弾きである高橋多佳子がこのショパン生誕200年に贈る一大プロジェクト、「ショパンwithフレンズ」。1810年に生まれたショパンと1809年に生まれたメンデルスゾーンとを組み合わせ、新たな2人の肖像を描くかのようにコンサートは進んでゆきます。歌を紡ぐようなショパンの「ノクターン」は、メンデルスゾーンの「無言歌」を思わせます。「華麗なる変奏曲」と「厳格なる変奏曲」。「舟歌」と「ヴェネツィアのゴンドラ」。ポーランドとドイツが同時代に生んだ2人の天才が、交友関係を持っていたことはよく知られていますが、これほどまでに音楽的なゆかりがあったとは! 高橋多佳子はこういった対比をみせることによって、作品の新たな本質に光をあてるのです。ふたつの個性がぶつかり合い、互いに啓発させあいながら、二人の天才性がくっきりと浮かび上がります。これは、高橋多佳子ショパンと真摯に向き合い、長年取り組んできたからこそ出来る世界観であり、このような音楽的関連性を描ききることが出来たのです。
 また、本アルバムは高橋多佳子にとって初めてとなるライヴ・レコーディングとなります。躍動感あふれ、聴衆に語りかけるように、音をホールへと導く高橋多佳子の演奏は、セッション・レコーディングでは味わえない、音楽魂を奮えさせるものです。ショパンという泉から次なる大河へとなってゆきます。(トリトン

【収録情報】
ショパン
夜想曲第1番、第2番 作品9
夜想曲第8番 作品27-2
舟歌
マズルカ風ロンド
・華麗なる変奏曲
メンデルスゾーン
・詩人の竪琴
・春の歌
ヴェネツィアのゴンドラ(「無言歌」より)
・ロンド・カプリチオーソ
・厳格な変奏曲
 高橋多佳子(ピアノ)

 録音時期:2010年3月6日
 録音場所:東京、浜離宮朝日ホール
 録音方式:DSDレコーディング(ライヴ)  
                                          イメージ 2
 
 
イメージ 3イタリアにて花咲くピアニズム

2002年より長らくピアノの活動をイタリアで行ってきた、渡辺敬子。研鑽を積みつつ、リサイタルやコンクールで培われたピアニズムは、上質な風格が漂う中に明瞭な音色を含ませた音楽と言えます。
 今作品のレパートリーは生誕200年を向かえ盛り上がりを見せるショパンシューマンショパンのワルツや舟歌などは輝きに満ちた艶めく音楽で魅了し、シューマンは幻想小曲集で聴かせる8曲それぞれの表情、キャラクターの変化が耳に楽しい演奏を繰り広げます。(トリトン

 
 
【収録情報】
ショパン
・ワルツ第1番『華麗なる大円舞曲』 OP.18
・バラード第1番 OP.23
ノクターン OP.48-1
舟歌 OP.60
シューマン
・幻想小曲集 OP.12
アラベスク OP.18

 渡辺敬子(ピアノ)

 録音時期:2010年3月10-12日
 録音場所:コピスみよし
 録音方式:DSDレコーディング
 
イメージ 4若手ピアニスト菊地裕介
ベートーヴェンソナタ集のVOL1、いよいよ発売。


「今現在最も技術を持つピアニスト!」(清水和音談)と言われる菊地裕介が、ライフワークとして取り組む、ベートーヴェンソナタ全集がスタート。その記念碑的な第一弾としての中期のソナタ集をリリースします。菊地自身が、ベートーヴェンがこれら作品を作曲した同年代の感性で弾きたかった。そして今にしか出来ない表現をした。と語るように、今の菊地裕介というピアニストの全てが、これら作品集に表現されています。トリトンレーベルより確かな技術と天性の音に対する純粋さが、圧倒するピアニズムに込められたアルバムとしての登場。今回はシリーズ・スターとの記念として、2枚組3000円というお買い得価格でのリリースとなります。(トリトン

【収録情報】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 VOL.1
DISC1
・第16番、第17番『テンペスト』、第18番『狩り』、第22番
DISC2
・第21番『ワルトシュタイン』、第23番『熱情』、第24番『テレーゼ』、第25番『かっこう』、第26番『告別』
 菊地裕介(ピアノ)

 録音時期:2010年1月13-15日、3月13-15日、4月13-15日
 録音場所:富山、北アルプス文化センター
 録音方式:DSDレコーディング
 

 
イメージ 5
ピアニスト上岡敏之 ここにCDデビュー!
シューベルトとベルク、百年の時を超えた幸福な邂逅!


2007年のヴッパータール響の初日本公演時にモーツァルトのピアノ協奏曲を弾き振りし、そのあまりに表情豊かな演奏で観客を驚かせた上岡が、満を持して発表するピアノ・ソロ・アルバム。シューベルト生涯最後のピアノ・ソナタ第21番と、アルバン・ベルクが生前に作品番号を付して発表した唯一のピアノ曲が、百年の時を超え、上岡の手によって幸福な邂逅を果たします。

上岡敏之のピアノ】
2007年のヴッパータール交響楽団初日本公演時に、モーツァルトの第21番と第23番のピアノ協奏曲を弾き振りして聴衆を歓喜の渦に包んだ上岡ですが、それ以前にも、読売交響楽団の名曲シリーズにピアニストとして登場し、ラフマニノフの協奏曲第3番を披露するなど、そのピアノの腕前はかねてから話題になっていました。
 室内楽の分野でも、これまでブラームスピアノ五重奏曲や、ショスタコーヴィチピアノ三重奏曲をはじめ、モーツァルトシューマンメンデルスゾーンからシュニトケの楽曲に至るまで、さまざまな機会に演奏しています。2007年春には、ソプラノのエレーナ・フィンクの伴奏者としても日本を訪れています。(コロムピアミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調(遺作) D.960
・ベルク:ピアノ・ソナタ op.1
 上岡敏之(ピアノ)

 録音時期:2009年8月5-7日
 録音場所:東京、トッパンホール
 録音方式:デジタル(セッション)
 
イメージ 6  イメージ 7
 
 
 
イメージ 8
 
イメージ 9  イメージ 10  イメージ 11  イメージ 12  イメージ 13
 
イメージ 14  イメージ 15  イメージ 16  イメージ 17  イメージ 18