VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

最近のお気に入りSACD

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「1」同様長い付き合いになるアルバムです。今回はヴィオラ・ダ・ガンバアイリッシュ・ハープにアイルランドの枠太鼓であるボラーンという楽器が加わっています。見た目はタンバリンを大きくした感じの物なんですが、これがボンボンと良い音で鳴るんです。今回はベース・ガンバも演奏されており、深い音色がまた良い。
 
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サヴァールによるコレッリ、ラモー、テレマンです。躍動感にあふれた演奏。宮廷文化と市民文化との端境に発足した公開演奏会の雰囲気で、宗教音楽の格式高さでなく、今で言うロック・フェスの様な楽しさがあるとでも言いましょうか。やはり聴く度に染みてきます。
 
 
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サヴァール聴いて「やっぱりガンバはいいな~」とお気に入りガンバ・アルバムも。最初は凄く地味なんですけどね、やはり聴けば聴くほどそのメロディが焼きつくんです。リー・サンタナのテオルボ・ソロも実に美しい。
 
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もう何枚目でしょうか、ブランデンブルク・・大好きな曲なので色んな演奏を聴きたくなります。
その中でもこれは最高のアルバムかも知れません。。ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いての演奏ですが、このスパッラの理想的な低音もさることながら、躍動感に、生命力に溢れた演奏の素晴らしさたるや。場が華やぐ心躍る名演だと思います。
 
 
あ、古楽ばかりですね・・好きなんでどうもすみません・・でも、古楽は全部SACDにして欲しいくらい。特にピリオド楽器だとCDでは伝わりにくい・・古楽好きな勿論非古楽ファンな方も魅力に気付いてもらえると思うんですがね~
 
 
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88最新作は3年ぶりの新録となるドン・フリードマン。自身の名曲「サークルワルツ」再演やオリジナルの新曲、そしてスタンダードという構成。個人的にはモンクの「ルビー・マイ・ディア」が嬉しい。「アイ・リメンバー・クリフォード」はやはりトランペットが欲しいな~。大好きなべーシスト、ジョージ・ムラーツは今回も渋く良い仕事です。
 
 
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ディープルンバのヴォーカルでキューバ出身のシオマラ・ラウガーのチェスキー移籍2作目(ソロでは初SACD)。チェスキーは最近良さが増している。より生々しい録音。特にベースが良い。そしてこのシオマラの声がヴォーカリストとしての実力が素晴らしい。深く、力強く、説得力がある。もっとラテン・ダンサンブルな方が栄えそうだが、シンプルなバックで朗々と歌い上げるのもまた良い。
 
 
 
 
さて、余談ですが、さる10月2日に後楽園ホールで行われたWBA世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ
プーンサワット・クラティンデーンジムvs李冽理(り・れつり)
これぞアウト・ボクシングな素晴らしいボクシングで、李が新王者となりました。ジムの後輩でして、喜びを爆発させました。特にわが師である、故関光徳会長はこの李とのミット打ちの直後に頭痛を訴え倒れてしまい、帰らぬ人となってしまったという背景があるので、感激はひとしお・・地上波での放送が無かったので、知らない人も多いと思いますが、G+にて土曜日に再放送があるそうなので、視聴可能な方は是非。