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SACDに特化した偏屈ブログ

ブクステフーデ ソナタ集2  レストラヴァガンテ

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Dieterich Buxtehude (1637-1707)
Sonatas Op. 2
1-4. Sonata I in B flat Major BuxWV 259
5-7. Sonata II in D Major BuxWV 260
8-11. Sonata III in G minor BuxWV 261
12-14. Sonata IV in C minor BuxWV 262
15-20. Sonata V in A Major BuxWV 263
21-23. Sonata VI in E Major BuxWV 264
24-26. Sonata VII F Major BuxWV 265


Total playing time, 67:14
 
2007 SACD/CD HYBRID   STEREO/SURROUND
 
 
ドイツ・バロック期の作曲家・オルガン奏者で若き日のバッハにも強い影響を与えたブクステフーデのソナタ集。
2007年の生誕300周年記念イヤーにリリース。
イタリアの古楽界で名の知れた4人で結成された「レストラヴァガンテ」の4人のうちの3人で演奏されています。
 
これは第2集。何故第1集からでないかと言うと、在庫有りより在庫切れの方を注文する変わり者ゆえ、購入時に在庫切れだった「2」から注文したから。先日在庫が切れていた「1」も注文。まだ届いてないので「2」からレビュー。
 
 
イメージ 2ステファノ・モンタナーリ(ヴァイオリン)写真奥
ロドニー・プラーガ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)同手前
マウリツィオ・サレルノチェンバロ)同中央
 
ヴァイオリンが主旋律で、ガンバとチェンバロ通奏低音に徹して・・というのはよくありますが、これはガンバもヴァイオリンと同等にメロディを奏で、チェンバロも大活躍な「トリオ・ソナタ
 
バロックの華やかで上品な、平和な気持ちで満たされるメロディがピリオド楽器の優しい音色と確かなテクニックを有する3人で、そしてSACDの高音質でとくれば極上です。
ヴァイオリンは申し分なしの素晴らしさに加え、ガンバの奏でる低音が、響き渡る倍音が「コク」と「安定感」を与え、乱舞するチェンバロがトリオとは思えない華やかさを演出する。
何時も邪魔にならない優しさと、飽きのこない多彩さとが両立していると思います。
 
ブクステフーデはオルガン曲以外は初めて聴いたのですが、素晴らしいです。現代音楽、とくにロックには強い影響を与えているバッハですが、そのバッハからも遡る、音楽の探求は楽しく素敵なものだと思います。
 
 
 
 
ドイツの
イメージ 3 ARTSレーベルの古楽部門からのリリース。AUDIOPHILE RECORDINGと銘打つだけあって良い録音です。余計な手は加えていないオーガニックさを感じます。
マルチchも収録・・なのですが、最近調子の悪い我家のマルチch用プレイヤーがSACD層を読み込んでくれず・・聴けていません。こりゃ早く買いかえなければ・・
 
RECORDEING : at 24bit on 8-10 November 2006 and 8-11 January 2007 "BAROQUE HALL"Lvrea(ITALY)
PRODUCTION : ANDREA RITTER
ART DIRECTION : GIANLUCA CAPUANO
RECORDING DIRECTOR , MIX E MASTERING by : RENATO CAMPAJOLA and MARIO BERTODO
HYBRID SACD ENCODING : REMIX and REMASTERING : MATTEO COSTA
EDITING : FABIO FRAMBA
 
 
 
 
 
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