VIVA!SACD

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SACDに特化した偏屈ブログ

ソニー廉価SACDシリーズ

SA-CDハイブリッドで聴く「ベスト・クラシック」ベスト・クラシック100~PREMIUM EDITION(2000年11月発売)の中から、特に人気の高いものをセレクトして、SA-CDハイブリッド形態で20枚をリリースするシリーズです。
 
 
≪リンク先に視聴有≫
 
 
かつて日本のテレビCMにも登場して大人気となった世界最高のディーヴァのひとり、キャスリーン・バトルがうたう、荘厳な祈りの調べ。オーケストラをバックにJ.S.バッハモーツァルトフォーレなどの宗教曲、そして表題にもなっている有名なグノーの「アヴェ・マリア」などをとり上げ、輝かしく透明な声で「天上の響き」を聴かせてくれます。その素晴らしい魅力が存分に味わえる1枚です
 
 
 
 
ショスタコの5番」といえば、後にも先にもこれしかないといっていいほどの決定的名演がこの79年、東京文化会館での来日公演時のライヴ・レコーディング盤です。バーンスタインとしては59年の同じニューヨーク・フィルとのスタジオ録音もあり、そちらも熱演として世評の高いものですが、ここでの充実度は群を抜いています。カップリングのチェロ協奏曲は、若き日のヨーヨー・マと巨匠オーマンディによる勢いを感じさせる充実した名演奏です。
 
 
ベートーヴェンの32曲のピアノ・ソナタの中で、もっとも人気の高い<三大ソナタ>と、シューベルトの代表的なピアノ曲である「即興曲」全8曲からの2曲を、20世紀最大のヴィルトゥオーゾホロヴィッツの全盛期の演奏で満喫する1枚。ホロヴィッツの指先から引き出される響きは、ピアノが持つ美しさの本質をあますところなく聞き手に伝える。
 
 
 
 
 日本を代表するヴァイオリニスト、前橋汀子が贈るヴァイオリン名曲集。サラサーテの「チゴイネルワイゼン」はあまりに有名なヴァイオリン小品中の名作、サン=サーンスが、サラサーテに献呈した「序奏と~」、ベートーヴェンの数少ないヴァイオリンと管弦楽のための佳品「ロマンス」、マスネのオペラ代表作「タイス」の有名な間奏曲を、前橋汀子が心を込めてうたいあげます。
 
 
 
 
現代最高のまさに「カリスマ」指揮者であるカルロス・クライバーによる、恒例のウィーン・フィルによる「ニューイヤー・コンサート」のライヴ録音です。魔法のような音楽と、ニューイヤーならではの祝祭的な雰囲気が、最高の音楽的快感を聴く人にもたらす1枚です。
 
 
 
 
ピアノ1台で紡ぎだす、音の心象風景。加古隆の音楽を一言で言い表せば、こんなふうになるでしょう。聴くものをどこか遠くへ誘うかのような加古隆のピアニズムは、ある意味で究極のヒーリング・ミュージックといえるかもしれません。テレビなどで使われた曲も多く、一度は耳にしたメロディがあちこちにあふれています。
 
 
 
 
 
鍵盤楽器に指揮にと八面六臂の活躍を見せる鬼才インマゼールが、バロック・チェロの才人ビルスマ率いるラルキブデッリと組んだシューベルトの美しい室内楽の世界。有名な「ます」五重奏が、かつてこんなに新鮮に響いたことがあったでしょうか。カップリングの「アルペジオーネ・ソナタ」「ノットゥルノ」も、これらの曲の決定的演奏と言えるもの。ソニー・クラシカルが世界に誇る古楽レーベル、ヴィヴァルテからの1枚。
 
 
「キング・オブ・ギター」と呼ばれる現代最高のギタリスト、ジョン・ウィリアムスが奏でるクラシック・ギター・ミュージックの決定盤! ギター音楽の名作を数多く生み出してきたスペインの作曲家たちの作品を取り上げた、内容の濃い作品です。完璧なテクニックと、芳醇かつ端正な演奏スタイルでギターの新時代の旗手として活躍してきた名手の実力が存分に味わえる1枚といえます。
 
 
 
 
我が国を代表する世界的名ピアニスト中村紘子が、もっとも得意とするショパンの作品から、どなたにもおなじみの名作13曲をセレクトしたベスト・アルバムです。華麗な名技で彩られたワルツ、人間の悲しみや怒りがこめられたエチュード民族的感情がダイナミックに描かれたポロネーズ、詩情あふれる夜想曲……ショパンのピアノ音楽のすべてと、中村紘子ブリリアントな演奏の魅力が満喫できる格好の1枚です。
 
 
 
リート界の帝王、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。彼の本領発揮はやはりシューベルトの歌曲集でしょう。すでに数回にわたってシューベルトの傑作リートを録音しているディースカウですが、最新のものとなるこのアルバムでは、抒情派ピアニスト、ペライアの名サポートを受け、穏やかでありながらシューベルトの音楽的核心に迫る演奏が展開されています。
 
 
 
近年とみに巨匠としての風格を示しているマレイ・ペライアによる魅惑のショパン・アルバム。リリシズムに定評のあるペライアが、晩年のホロヴィッツとの親交によりスケール豊かな感情表現を獲得し、ヴィルトゥオーゾ・ピアニストへと変貌を遂げつつあった頃の貴重な録音です。選曲も含めてすべての音楽ファンに聞いていただきたい1枚です。
 
 
 
 
天性のリリシスト、ペライアの持ち味が最高に発揮されるモーツァルトのピアノ協奏曲。その中でも抒情的な第2楽章が有名なハ長調の「第21番」と、表題がついて人気の「戴冠式」という魅力的なカップリングで聴く1枚です。ペライアの指揮による管弦楽の精妙な響きの妙も聴きどころといえましょう。
 
 
 
 
 
世界を代表するオーボエ奏者、宮本文昭のアルバムの中から、ヒーリングフィールの濃い聴きやすいトラックをコンパイルしたもの。純クラシック的なものよりも、むしろポップ・ミュージック的な色合いが強く出ており、クラシック音楽ファンのみならず、一般音楽リスナーにも歓迎される1枚となっています。
 
 
 
 
 
 12歳にしてメータ/ニューヨーク・フィルと共演し、「メニューインの再来」と絶賛され、以後若くして世界の楽壇を制覇した天才ヴァイオリニスト、五嶋みどりが華麗に弾ききったアンコール・ピース集。誰もが知っている名曲から、知られざる佳曲まで、MIDORIの水際立った演奏で楽しめます。
 
 
 
 
 
長く待たれていたMIDORIによるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。バックは世界最高の指揮者とオーケストラであるアバド/ベルリン・フィルという、まさに至高の組み合わせは、まさしく夢の共演というにふさわしい。カップリングのショスタコーヴィチの水際立った華麗な名演とともに、長く語り継がれることは間違いないでしょう。
 
 
 
 
かつて神童と騒がれた天才ピアニストも25歳になり、ピアニストとしてもさらなる成長を遂げ、芸術的な深みも格段に増してきた時期の録音。レヴァイン指揮するフィルハーモニア管弦楽団とともに満を持してレコーディングした傑作アルバム。ピアノ協奏曲のレパートリーの中でも王道といえる「皇帝」を、スケール豊かに弾きこなす
 
 
 
 
アバドベルリン・フィルがもっとも蜜月時代にあった96年にライヴ録音された「合唱」は、当時日本先行発売され、大いに話題になりました。ジェーン・イーグレンやブリン・ターフェルといったソリスト陣も非常に豪華で、合唱団の起用にもアバドの意思が反映されて、かつてないほど精妙な響きを聴かせています。また、当時はまだそれほど一般的ではなかった所謂「ベーレンライター原典版」楽譜の使用(一部はアバドによる解釈も含む)も論議を呼んだ問題作でもあります。聴くたびに新たな発見がある1枚です。
 
 
チャイコフスキーの「5番」は、アバドとしてはシカゴ交響楽団との85年の2度目の録音に続く3度目の録音となるもので、ベルリン・フィルの圧倒的な表現力が驚異的な名演となっています。カップリングは、アバドがこだわり続けるムソルグスキーの珍しい歌曲集(管弦楽配置はショスタコーヴィチ)。コチェルガの歌唱も含め、この曲のスタンダードといえるものです。
 
 
 
文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞、ベートーヴェン全集(12枚組)、また自作自演集のリリースなど、近年著しい飛躍を見せる横山幸雄の代表作「ショパン:エチュード」です。ピアノ作品中、もっとも高度なテクニックを要求されるショパンの傑作「エチュード」には、表題付きの名曲「別れの曲」「黒鍵」「革命」「木枯らし」といったよく知られたナン バーも多く含まれています。本作は世界発売もされ、高い評価を得ているこの曲の決定盤といえる1枚です。
 
 
 
大ヒットを記録したヨーヨー・マのタンゴ・アルバム。90年代後半はクラシック界を中心としてピアソラ・ブームがおこったが、ヨーヨー・マはこのアルバムではじめてピアソラゆかりの巨匠タンギスツと共演し、かの地ブエノスアイレスで録音を敢行した。ピアソラの87年録音音源との幻の共演も実現(⑦)。CMで一躍有名になった「リベルタンゴ」も収録。
 
 
 
 
定番作ですので、通常CDでの再発もございます。お間違いのないように。店頭でのご注文は「SACDハイブリッド盤」とお伝えください